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トラックの運転手さんにお願いしたいこと

先日、風見慎吾さんの娘さんが交通事故で亡くなられました。
皆さんニュースを見てご存知だとは思いますが。
ご両親のお気持ちを考えると、とても他人事とは思えません。

子供を持つ母親として、トラックの運転手さんにお願いしたい事があります。
トラックだけではなく、車を運転する全ての人に対してのお願いです。

私の子供は二人とも、30分ほどかけて学校に自転車で通っています。
朝練のために朝早くの時もテストでちょっと遅い時もいろいろありますが、ほぼ毎日、雨が降っても風がきつくても自転車です。
学校までの道は歩道があったりなかったり、物凄く道幅が狭い所もあるし、道も決してきれいに整備されているとは言いがたいです。
中学校の時からですが、私は朝出掛けていく後ろ姿に、「今日も無事で帰って来てな」といつも思いながら送り出します。
これほど車が増えた今の交通事情で、なにごともなく帰ってきてくれることが難しく思えるからです。
実際、上の子はテストの日に車とぶつかって救急隊の方から電話が掛かってきたことが1度あります。
この時は足の捻挫だけで済んだのですが、電話で「たいした事はない」と聞かされていても顔を見るまでは安心出来ませんでした。
ほかにももう1度ぶつかっているんだそうです。
下の子も、左側の歩道を走っていて路地から出て来た車とぶつかったことが2回。
うちの子供だけでもう4回も交通事故にあっているんです。
高校生なのに、この数は恐ろしいと思います。

風見さんの娘さんのように小学生なら、または中学生なら、もっと小さければ、親は本当に心配です。
子供たちは若いので体力はありますが、体調がおもわしくない時もあるし、テスト勉強や課題をしていてほとんど寝ていない時、朝寝坊をして何も食べずに飛び出していくときもあります。
そんな時は誰でも注意散漫になりますよね。

もしも子供の命を奪ってしまったら…
人生80年90年とも言われる現代、その人の命の70年間、80年間を奪うことになります。
車という、便利だけれど簡単に人の命を奪ってしまうかもしれないものに自分は乗っているんだということをしっかりと自覚してほしいです。

それから、大型車が自転車のすぐそばを通り過ぎていく時の風圧、これはかなりコワイものがあります。
私も何度もドキッとしたことがありますが、平気ですぐそばを通り過ぎていくトラックの多いこと!
もしも、自転車がふらっとバランスを崩したらどうなるんでしょう。
寝不足で貧血を起こしたら…
大きな車に乗っていると視野が遮られて、どうしても死角が出来るものですが、人間の心にも死角が出来るんでしょうか?
もちろん、大型車の中にも良心的なドライバーの方もたくさんおられます。
道幅が狭いところでは追い抜かさず、広くなった所で大きく避けて抜いて行ってくれる人もおられますよね。

仕事で急いでいるかもしれないしドライバーにだっていろんな都合があるでしょうから、もちろん自転車や歩行者も気をつけなくちゃいけません。
でも、どうか子供たちの登・下校時間帯は特に気をつけて運転していただきたいと思います。
子供たちの痛ましい事故が少しでも減ることを祈って。

by aquadrops | 2007-01-20 17:26 | Monologue