<   2008年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

遊んだあとは

ちょっと家事も頑張らなきゃね(^^)v


という事で、久しぶりにちゃんとした料理を作っています。

6月8日から3週連続で、週末に家を空けてましたからねぇ。

夏本番になる前に、家の中も片付けたいな。

しばらくは真面目に働いて、美味しいものを作ろう!
夏になると、動きが鈍くなるからね…(^_^;)

* 春巻き *
材料:豚肉、シーフードミックス、タケノコ、舞茸、にんじん、白菜、もやし、春雨。
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春巻きは炒めた具を包んで揚げるだけだから、味もみれるし失敗がないんですよね。
皮が余ったので、バナナとブルーベリージャムを包んでお菓子も作りました。
美味しかったです♪


* コロッケ *
材料:じゃがいも、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、合挽きミンチ、卵。
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コロッケは手間がかかるので久しぶりに作りました。
だってね。
ジャガイモをつぶして、野菜をみじん切りにして炒めて、まとめたタネに衣をつけて、最後に揚げる。
何手間だ~(~_~;)
めんどくさ過ぎ!!


ちょっと大き過ぎましたけど美味しかったです。
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by aquadrops | 2008-06-26 16:53 | Food | Comments(2)

LOVE HEDWIG

前置き。
曲順、言葉、全て曖昧な私個人の記憶によるものです。
違っているところがたくさんあるかと思いますが、どうぞご容赦くださいね。

**************************************



いつもは左端にセッティングされていた楽器。
今日は舞台後方にずらりと並べられている。
左側にキーボードとベース、中央にドラム。右側にギター。

天井の絵は同じだけど、左右と舞台後ろの絵が違っていたと思う。



混雑していた為か少し遅れて開演。

バンドメンバーが両手を挙げながら入ってくると一気に盛り上がる会場。
歓声と拍手、そしてスタンディング!!

登場したのは、ソムン・タク。
♪1曲目♪
セクシーな真っ赤なドレスのタクちゃんは持ち前のパワフルな声量をいきなり響かせてくれる。
ヘドウィグのモノローグの中に出てくる60年代の女性歌手の曲。
歌い終わるとMCに早変わり。

「望月中~!!」
とえりかちゃんを紹介。大爆笑!!
タクちゃんは天然か?

♪2曲目♪
えりかちゃんのソロ。
これもヘドウィグに出てくる60年代女性歌手の曲(忘れた)
えりかちゃんは明るい金色の髪、白と銀色の衣装で手足が長く、まるでバービー人形のよう。
高めでクリアないい声。
うん!RENTのモーリーン役似合うと思う!

続いて中村中!とMCタクちゃんまともに紹介。
声がかかるなか、中ちゃんが出て来た瞬間どよめく会場。
シャープなアイメイクに小悪魔的な衣装。
細身の身体に渋い豹柄?のようなストールが妖しさを醸し出す。
綺麗なのにカッコイイ!

♪3曲目♪
キーボードの弾き語り。
同じくヘドウィグに関係する曲。
久しぶりに聴いた中ちゃんの歌は独特の持ち味があり、しかも演奏が凄くいい。娘に聴かせたい。


中ちゃんの曲紹介のあと、えりかちゃんの曲を紹介していなかった事に話が至り、「聞かなかった事にして」とあっさりスルーしようとするタクちゃん。
ほんとに憎めない人だ。
えりかちゃんの名前を間違えたのは、タクちゃんでさえも緊張していたのかな。それもまた可愛い。

大阪公演の話になり、「迷惑をかけた」というタクちゃんに、「急な代役で大変だったでしょって言われるけど、逆に本当に楽しくて幸せでした」と返すえりかちゃん。
抱き合う三人。会場からも拍手!!
三人イツァークの心はひとつ☆
この絆を出来ることなら関西に持ち帰りたいと願う私。


タクちゃんがマイクの前に立ち、イツァークの語りがあの低めの声で始まる。
「1961年ベルリンに壁が建てられた。あらゆるものの境界線として立ちはだかる壁。男と女…
…だがその前に、忘れちゃならないことがある!!」
キッと、遠くを見る視線。
「Ladies and Gentlemen…  HEDWIG!!」

客席横の扉から登場したのは…コージヘド
大歓声!!オールスタンディング!
手を振る人、飛んでる人、人、人、人の頭の向こうに、ヘドの金色の頭がゆっくりと舞台の方へ移動していくのが見える。


♪4曲目♪
『TEAR ME DOWN』
頭のてっぺんから足元まで、いつものコージヘド。
キラキラしたラメのシャドゥに真っ赤な唇。細い眉。
ゴージャスなウィッグはプラチナブロンド。
ネオンのような、壁を模したマントを広げ歌い出す!

マントを翻しながらマイクスタンドを中心にくるりと回り。
蝶のようにはためかせる。
イツァーク三人にヘドひとり。なんてゴージャス

歌い終わると、MCはヘドにバトンタッチ。
「サンキュー!熱烈歓迎はこうでなくっちゃ、あたしがヘドウィグ。そしてバンドアングリーインチ、よろしく!!」
「今日はなんでこんなに集まっちゃってるのかわかってるけど…みんな、ジョンに会いたい?」
コージヘドの問い掛けに、会場からは拍手と歓声が返る。
「じゃ、呼ぶわよ~、ジョ~ン!!」

舞台袖から元祖ヘドウィグ、ジョン登場。
黒いぴったりした衣装の裾は斜めに大胆なカットが入り、黒いブーツに赤いタイツの出で立ち。
もちろん髪はブロンドウィッグ。
華奢な肩や腰。細い足。
小作りな顔の中に綺麗に並んだ目鼻立ち。
この人いったい何歳なんだ??
可愛すぎる!!

コージヘドの水吹き攻撃は細かい霧みたいですぐ乾くけど、ジョンの水吹きはかなりストレート。
あれは濡れるね~(@_@;)
何食わぬ顔で「sorry!」と言いつつ、またかけるジョン。お茶目!


♪5曲目♪
『ORIGIN OF LOVE』
ところどころアレンジして歌うヘドウィグジョン。
三人イツァークのコーラスも綺麗。
やっぱりこの歌は胸に響く。
そして本物が目の前で歌っていることに、ただ呆然と立ち尽くす。


♪6曲目♪
『ANGRY INCH』
二人のヘドウィグがお互いに振り付きで歌うこの迫力!!
マイクスタンドでANGRYINCHを表現する二人。
飛ぶし跳ねるし、寝っ転がるし!
並ぶ二人の伸長差はどれくらいだろ?
10センチ以上、15センチ未満といったところか。
線の細いジョンへドに比べ、コージヘドのデカさといったら!
肩幅と胸の厚みでジョンを押し潰しちゃえそうだ。
でも、反対に終始ジョンがリードする形でコージヘドを好きなように転がしてる感じ。
なんだか危険だ!押し倒されてる~
どういうわけか足が見える!何が起きてるんだ?
見えないけど、とりあえず踊るしかない。
振り上げる拳、早い手拍子。
会場の熱気は最高潮!
激しいよ!!



歌い終わって「I'm old」とかなんとか言いながら袖に引っ込むジョン。
MCコージヘド曰く
「正直あんなに動くとは思わなかったわ。ちょっとびっくりした」

三人イツァークの所へ行き、「望月あたる」と嬉しそうに指摘するヘド。
イツァークをひとりずつ紹介。
えりかちゃんのところが聞えなかったので割愛。
「こちら、あたしの下僕。…やっぱりイツァーク。中村中!」
会場拍手!
「そしてあたしのゲス男。…やっぱりイツァーク。ソムン・タク!」
「あたしのバンド、このバンドどう?」
会場大喝采。


♪7曲目♪
『SUGAR DADDY』
「あたしをアメリカに連れてって~!」
膝を折り、星条旗を肩に着せ掛けてもらうヘド。
恭しい仕草に見える。
肩の所でうまくたくし上げ。
つま弾くギターのリズミカルなイントロ。

今日のグミBEARは袋入り。どっさりあるよ~!
掴んでは投げ、あちこち投げまくるヘド。
遠投もあり。
かなりストレートに飛んでくクマさんグミたちがライトにキラキラ透けて見える。

タクちゃんとコージヘド。
楽しそうに踊る二人。
バンドメンバーの所を回り、グミを一つずつ食べさせる。


♪8曲目♪
『WIG IN A BOX』
コミック柄の長めのジャケットを着て出てきたヘドウィグジョン。
後ろを向いて、観客にジャケットを披露してくれる。
丸椅子に座り、「みんな座って、疲れたでしょ」と言葉を掛けてくれる。
タクちゃんが通訳してくれたかな?
コージヘドの通訳もあったしうろ覚え。
二人のヘドウィグが英語で会話してるところは不思議な光景。
でもあったかくて幸せなムードが漂う。

この曲の出だしが凄く好き。
ジョンの柔らかい声が響く。
これも、少々アレンジあり。
CDと違っててとっても新鮮。

後半のアップテンポのところ、ジョンは客席に降りて来ていたような気がする。
「年寄りだから」を連呼してるけど、十分元気だよ。

でも、「疲れた」と言ってまた袖に消えていくヘドウィグジョン。


MCのコージヘドはジョンが消えたのを見届けてから
「今日はどんなテンションでやったらいいのかな。あたしも正直困ってるの」
「あ、今、かなって言っちゃった!かしらだったわ」
と一人でツッコミ訂正。
「耕史くんここは適当につないで、って言われてもね」
「それって結構プレッシャーだったりするのよね」
ぼやくヘド。
ちゃんと笑いを取りつつ上手くやってるから大丈夫!

「あんたがここに居るってことはなんかやってくれるのね?」
とタクちゃんにふるコージヘド。


♪9曲目♪
『I will always love you』
ヘドウィグのストーリーの中で、トミーの作曲中に隣のビルの窓から漏れ聞えてくる歌がこれ。
「愛って永遠なの?」と聞くトミーに、ヘドは「この歌は永遠」と答える。

タクちゃんのソロ!
物凄い声量。
自在な声域。
惚れ惚れと聴く。
青いライトの中、浮かび上がるタクちゃんの姿。
歌姫という言葉はこの人の為にあるんだと思う。
身体の細胞にまで染み渡るような圧倒的な歌。
降り注ぐ声。
タクちゃん大好きだ!


この辺りから曲順がはっきりわからないので間違っていたらごめんなさい。

♪10曲目♪
中ちゃんソロ。
オノヨーコの曲だそう。
黒の官能的な衣装で中ちゃんが歌う媚惑的な歌。
この曲は面白い。中ちゃんにピッタリだ。
一般には透明感のある歌声が知られているけれど、どこか人を惑わす倒錯的な魅力も兼ね備えている自在な変化を見せる人だ。


ここで、「あたしもちょっと歌わせてもらっていいかしら」とコージヘド
♪11曲目♪
『スターマン』
デヴィットボウイの曲だそう。
ヘドの格好で歌ってるけど、カッコイイ!
そういえば、口を突き出すいつものクセが今年のヘドでは出てないなと何故かこの時思った私。
ヘドウィグには似合わないもんね。


アングリーインチのメンバー紹介。
それぞれ本名で。
「クレイジーギター、アサイヤスオ!!」
「クレイジーベース、DAI!」という風に。


♪12曲目♪
『WICKED LITTLE TOWN』ヘドウィグバージョン
シャギーなウィッグと赤いミニの衣装に着替えて出てきたヘドウィグジョン。
とにかく可愛い!!
黙ってトコトコと舞台中央まで来ると、横を向いて力を抜いて見せる→お腹がぽっこり
グッと力を入れる→お腹すっきり
これを何度か繰り返して笑いを取るジョン。
本当にお茶目。
この人のユーモアのセンスはそのままヘドウィグに重なると思う。
ヘドウィグの魅力はジョンの魅力なんだな。
だからこんなに夢中にさせるのかもしれない。

丸椅子に座って歌うヘドウィグジョン。
その後方の椅子にはコージヘドが静かに座っているという不思議な光景が、曲の間目の前に展開されている。
コージヘドは視線をゆったりと動かしながらちょっと物憂げな表情で…
静かに佇む。なんともいえないムード。


♪13曲目♪
『LONG GRIFT』
DAIちゃんによる歌。
流行り目治ったのね。サングラスをかけていないDAIちゃん。

曲の間、ウィッグを被ったままのヘドとタクイツァークが並んで座ってコーラス担当。
曲中、デカイ頭をタクちゃんの肩に無理やり押し付けるようにして乗せるコージヘド。
体勢が苦しそうだけど、可愛い仕草。
コーラスの声もデカイよ。


♪14曲目♪
『HEDWIG’S LAMENT』
ヘドウィグジョンによる歌。
ピアノがいつもより独創的だった気がする。
ジョンの声とピアノが絶妙で、じっと聴き入ってしまう。



♪15曲目♪
『EXQUISITE CORPSE』
最初はジョンだけだったところへ途中からコージヘドが加わったと思う。

赤い光の乱舞。
耳に木霊する重低音。

メイクを乱暴に拭うコージヘド。
表情が痛々しくてドキッとする。
そしてウィッグを脱ぎ捨てる。
横合いからジョンが耕史くんの服を手加減無しに引き剥がして引き倒す。


音が消え、静まる舞台。

半身を起こした二人。
ライトの中、コージの前髪をグッと掴み顔を上げさせるヘドウィグジョン。
一度観客の方に顔を向けさせてから、前髪を掴んだまま額に銀の十字を描く。

そうか、これはトミーなのか。



♪16曲目♪
『WICKED LITTLE TOWN』トミーバージョン
静かに立ち上がり、耕史くんが歌うトミーとしての歌。
ヘドウィグへ贈る別れの歌。

ヘドウィグとしてジョンは背中を向けたまま。

「Good-bye wicked little town」


♪17曲目♪
『MIDNIGHT RADIO』
舞台の中央、二つ並べた丸椅子。
向かってジョンが右、耕史くんが左。
ギターを準備する、耕史くんのはだかの胸に触るジョン。
網タイツの破れた足も触って「cute!」とにっこり。
律儀に通訳する耕史くん。「可愛いねって」 …はいはい、アナタのことね(^_^;)

バックの演奏はなし。
耕史くんのアコギのみ。
二人で歌うMIDNIGHT RADIO
いつもと違う、透明感のある歌。
シャウトするところも今日はしっとりと。
「Lift up your hands」の部分。
客席全体を挙がったみんなの手が埋め尽くし揺れている。

歌い終わった二人はお互いに向き合ってハグ。
耕史くんの頬にkissするジョン。
熱烈なジョンと子供のように無邪気な笑顔の耕史くんがそこにいる。




拍手と歓声に、バンドメンバーとキャスト全員が出て来て、ジョンと耕史くんを中心に肩を組む。

1階はもちろん2階席も、満場の客がオールスタンディングで贈る拍手。
全員で一礼して、袖に消える。


拍手はもちろん鳴り止まない。
大きくてもばらばらの喝采だったのが徐々にリズムが合いはじめ、リズミカルな拍手が続くと、ライトが点いて…
現れたのはジョンただ一人。

マイクの前に立ちおもむろにアカペラで歌い始めた曲。
それは…
「赤い靴~履いてた、女の子~♪」と、なにやら古い曲。
何番まであったのかわからないけど、多分全部歌ってたと思う。
私も殆ど知らないって!

ヘドの世界に歌詞が似ているんだそうだ。
日本語の歌詞を完璧に覚えてたジョンにびっくりした。



カーテンコール2曲目は「MIDNIGHT RADIO」
キャスト全員で!
客席もオールスタンディングのまま(というか殆ど座ってないと言った方が早い)大合唱。
気持ちいい~

みんなが挨拶をして袖に消えても、まだ拍手は鳴り止まない。
しばらく待つと、またもや点くライト。

「またいつか、ヘドウィグとして帰って来たい」と耕史くん。
正直者の耕史くんが言う言葉、もちろん信じて待ってるからね!

カーテンコール3曲目は「SUGAR DADDY」
それを聞いた瞬間「ええ!?」とテンション下がるジョン。
「嫌なんだって」と律儀に通訳するコージ。
お茶目と天然さん。

やっぱり盛り上がって終わりたいよ
踊って跳ねて一緒に!

ラスト、ジョンが客席に下り通路を走り出す。
ちらっと見やった耕史くんも反対の通路へ!
私の横、約2メートルくらいのところをゆっくりと走り抜けていく。
白い顔にキラキラと残るラメの痕。
髪が明るい色に変わっている。
まるで白人の子供のよう。

並んで立つジョンと耕史くんを見て、どういうわけか白人の母子みたいだと思ってしまった。

最後は全員で肩を組み、客席に向かって一礼。




終演。


夢のような時間だった。
今でも本当にあったのだろうかと信じられない気持ち。

最後のジョンはhugとkissの嵐だったな~
みんなにkissしてた。
きっとジョンも嬉しかったんだと信じてる。
私たちはもっともっと嬉しかったけどね!!

チームヘドの絆は、2008年また一段と深く強くなった。
その場に立会い、共有できたことがこんなにも嬉しく、ヘドウィグツアー終わりの淋しさを感じさせない。

ありがとう、ジョン。
ありがとう、ヘドウィグ!
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by aquadrops | 2008-06-23 19:31 | Stage | Comments(2)

サンプラザは遠かった…

昨日の朝9時過ぎ。
やっと神戸に帰ってきました~
あ~!
なんだか爽快な気分です。
疲れよりはまだ興奮が、心の大半を占めていて…
とりあえずあの空間に身を置けたことを最高に幸せに思うとだけ、まず一言。




中野サンプラザは駅からすぐなので大して遠くはないんですが、そこに辿り着くまでに私はエライ疲れました。


今回の旅は時間的な余裕が少しはあったはずなんですけど、高速道路で事故渋滞があり、予定が狂ってしまいました。
とにかく開演に間に合うか、というのが最大の勝負所(-_-;)

結果的には何とかぎりぎりで間に合いましたけど、何か食べる時間も、もちろんスカートに着替える余裕もなく、家から出たまんまで開演をむかえました。

ま、髪の毛だけ気合いでセットしましたけどね(^^)v
だってジョンが来るんですよ♪
元祖ヘドウィグ産みの親であるあのジョンが!
ただのライブじゃないんですから!




さて、東京駅に着いた時点で1時間程遅れていた予定。
そして私はやっぱり東京駅で迷います~
乗り場と切符売り場を探して10分って… あたしってダメね(@_@;)
気持ちばかり焦ってます。

「もうこうなったらタクシーよ」
とばかりに、新宿からタクシーで美容院へ!
(まるでVIPやね)自分にツッコミを入れつつ。
髪のセットは道中予約してました。
先週飛込みで入った美容院。
「来週のライブの時も良かったら来て下さい」とリップサービスで言われたんだけど、まさか本当に来るとは思わなかったでしょうねぇ。
セットが終わった時点で6時25分。

飛び出した新宿の街は雨が降り出していて、もうヤケクソの私はまたもやタクシー。
「中野サンプラザまで!!」
なんか、カッコよくない?この言い方(^^)v
バカなことを考えてる私に、運転手さん「どの道順で行かれますか?」
そんなもんしるわけないやろ~
「とりあえず、一番早い道順で!!」

ところがこの時間帯、どの道も混んでるのよねぇ。だって土曜日だもんね。
中野サンプラザ、6時45分着。
降りた会場前の広場は人、人、人!
開演間近なのに、どないなってるん。
訳のわからない行列が長く伸びてるし、「開演に間に合わない可能性がありま~す」などと、言ってる関係者さん。
「んなアホな」
とりあえず、会場に入るぞ~

バスを降りてからトイレも行ってなかったので、トイレの行列に並んだ私。
まさか、トイレの中で「まもなく開演いたします」なんてアナウンスを聞くとはね…
こんなの初めて。
焦りつつ、席を探すんだけど見付からない!!
1列目とあったのですぐ見付かるだろうと思っていたら、1列目の前にスペシャル席というのがあり、私はサイドブロックの中でした。
普通の会場だと、5列目あたりかなぁ。
前の方にやたら背の高い方がたくさんいらっしゃって、前が見えない~

でもなんとか開演に間に合いました。
良かった~♪
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by aquadrops | 2008-06-23 02:19 | Comments(0)

言葉の欠片

開演間近の高揚した空気が好きだ。

期待と興奮。
ざわめく場内。
明かりが落とされ…まだ静かなステージ。

HEDWIGのロゴがネオンのように点いたり消えたりしている。
綺麗だな…

四方から照らす為にセッティングされたライト。
舞台装置は、あらゆる色と明度に彩られる光と影の芸術だ。
うっすらと漂うスモークの中じっとしていると、夢と現実の境界線が見えなくなる。



開演。
ブザーはなかったように思う。

やっぱりぞろぞろと無言で出てくるアングリーインチ。

やがて。
コツコツ…
靴音を響かせて登場したイツァーク。
凛々しく陰のある、タクちゃんのイツァーク。
見るのは今日が初めてだ。

「Ladies and Gentlemen  HEDWIG!!」
低い。太めの声、誇らしげに。
ああ、やっぱりいい声。
この声だけでタクイツァークに気持ちごと呑まれた気がする。


イツァークが指差す。
ライトの中に現れたヘドウィグ。
顎をツンと上げ、唇を真一文字に引き結び。
高慢で自信に満ち挑戦的。
でも、ふと微笑む表情の艶やかなこと!




二人の歌は、信頼しあった者同志が互いにぶつけ合うような拮抗した力の爆発を感じさせる。
なんてパワフルなんだろう!
イツァークのコーラスに乗って、ヘドのマントが力強く翻り床が揺れる。

ベルリンの壁とヘドウィグ。
あらゆる境界線。
イツァークの語りはぶっきらぼうで、どこか怒りを内包しているよう。
少し不明瞭な日本語が、その鬱屈した心の揺らぎを表しているように見える。
イツァークという人に、今までになく興味を持っている自分がいる。




『ORIGIN OF LOVE』
この曲を聴いている時、いつもとてもしあわせな心地がする。
まだまだこの空間に浸っていられる幸せ。
ロマンティックな愛についての考察。
歌うヘドの懐かしむような優しい微笑。
「Last time I saw you. We had just split in two. You were looking at me. I was looking at you.」
ここの静かで柔らかい声が好き。

なんていい曲なんだろ。




『WICKED LITTLE TOWN』ヘドウィグバージョン

噂に聞いていた、あの色っぽい座り方。
どこから見ても女性に見える。
長いブロンドの髪を直す仕草。
そっと撫でつける指がいじらしい。
斜めに下ろした足が細くてキレイ。







ヘドウィグについて考える時、楽曲のそれと同じくらい言葉の持つ煌きを感じる。
哲学的な響き。
ユーモアと自戒。
温かさ。
そういうものに人は惹き付けられるのかもしれない。


「ベッドの向こうには過去の残骸、うず高く積まれた結婚1周年のプレゼント」
「私の個人的な絶望、私の個人的な地獄…私のヘドウィグ」
「ヘッドのウィッグ、頭の上のカツラ」
「私泣いたわ。泣いたのは泣いてないと笑っちゃうから」


「あの子の目は透明なシリンダー、びっくりするほどからっぽで濁った青い水たまり。私と同じ」

「あの子は笑い、言葉が泉のように溢れ出した」

「私の目は血で濁ってはいない。あの子の顔も血で汚れてはいない」
「私は人生最大の難問の答えを見付けた、あの子こそがカタワレ」




断片的に残るヘドウィグの言葉を思い出そうとしてみる。
もっと記憶力がほしい。
ヘドの言葉を全部覚えていたい。
あんなに胸に染みて…でもさらさらと砂のように零れていく。

言葉の欠片だけが、ほんの少し耳に残っている。





またいつか、その言葉を聞かせてほしい。






追記
取り留めのない日記になってしまいました。
表情とか声とか、言葉とか。
とにかくいいシーンが多過ぎるので覚えていられない。
やはり2度だけの観劇では記憶がかなり曖昧です。
タクちゃんは一度きりだしね。
あと3回くらい観たかったなぁ。

でも、やっぱりヘドウィグが好きだ。
そしてタクちゃんの男前さに惚れました♪
ファイナル公演は最高でした!

ライブはとにかく楽しみます(^O^)/

ペンライト(?)持って行こうかな?
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by aquadrops | 2008-06-20 00:23 | Monologue | Comments(0)

しずくのアタフタ東京訪問記

そんな名前でも付けられそうな濃い二日間でした。

14日の夜三ノ宮を出てから、夜行バスで東京まで8時間と少し。
格安の便だったので席が狭く、殆ど眠れず…

6時半ごろ新宿着。
早朝の新宿はカラスの縄張りみたい。
スタスタと歩く人間の陰に澱んだものが潜んでいるような、どことなく怪しい空気がまだ残っている気がする。

それにほんの少しそそられる私。
でも、とりあえず落ち着くところを探さなきゃ!
携帯の充電が切れそうだし、荷物を整理して身軽にならなきゃ疲れるだけ。
それに眠いよ~(>_<)

少し歩いて通りを見渡すと、空いてる店はマクド(関東だからマックだ)かマンガ喫茶だけ。
充電出来そうなのは、マンガ喫茶。
ヨシ!
気合を入れて初めて入ったマンガ喫茶。
結構きれいです。煙草臭いけど…
店員さんに微妙に引かれつつ(なんでだ?)個室に入りました。
ほぉ~ こうなってるわけね。
トイレもシャワーも併設されてます。
荷物を整理して、ひと寝入り。
ちょっとスッキリしました!

その後着替えて荷物をロッカーに預け、友達と落ち合う12時までに髪の毛をなんとかしなきゃと出掛けます。
付け毛を自分で着けるより、プロに頼んでみようかと、突然思い立った行き当たりばったりな私。
開演は2時だから、昼までに済ませればあとはご飯を食べてと…
あれれ、スタジオパークとか。観光する暇ないかも。

美容院。
これがなかなか見付からない。
どこもかしこもビルだらけ。
歌舞伎町に美容院ってあんまりないの?
出てる看板を頼りに探すこと30分。
1軒目、付け毛でセットは「無理」とすげなく断られ。
2軒目、微妙な空気で迎えられるも、「どうぞ」とOKのお返事。
よかった!
このお店(エキニア新宿というビルの8階、D-salon)男性の美容師さんが殆どみたいな気が…
気が引けるものの、もう入っちゃったんだから仕方がない。

尼崎出身だという美容師さんが洗髪とセットをしてくれました。
観劇中後ろの人の邪魔にならないようにあまり高くないアップスタイルとか、ピンと付け毛持参とか、ややこしい注文を快く聞いて下さり、楽しくセットしてもらいました!!

おお!とっても華やか~☆
関西弁丸出しの私は色々質問されまくり。
いつものノリで全部喋る私(^_^.)

「誰のライブなんですか?」
「山本耕史くんやねん」
「え?あの顔の綺麗な…」
「そうそう!歌もめっちゃ上手いねんよ~」

若い男性から見ても、耕史くんてば「綺麗な顔」っていう印象なのね~♪
なんだか嬉しい。

住田さん、無理を聞いてくださってありがとう!
お陰さまで、ニワトリさんをコケ~ッと鳴かす役割を授けられましたよん。

来週また東京に来ると言ったら、「またセットしに寄って下さい」と言われちゃいました。
冗談抜きで行ったりして…ね。

アップスタイル、一応自分で映してみました!
これは私じゃ出来ないな~
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伊勢丹で友達と落ち合う約束。
伊勢丹を探してウロウロ…これまた30分。
でも地下のプロムナードはわかりやすくていいですね。


待ち合わせしていた1階の化粧品売り場に、「オネェMANS」に出演している有名なメイクアップアーティストが来て実演していました。
イッコーさんじゃなく、細身の男性の方。
「わぁ有名人だ!」と近くで見学。
あんまり人だかりもしてなかったです。

友達と無事に会い、時間もないので伊勢丹の上階で和定食をいただき、厚生年金に向かいます。

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1時35分、厚生年金会館着。
グッズ売り場でCDをゲットしてから着席。






観劇後。
お友達と写真を撮ったり話をしたりして、心はほんわか。
それぞれの帰路に向かう前。
会場を後にしても、まだ興奮冷めやらぬ私たち。
とりあえず喉を潤そうと近くのCAFEへ。

どういうわけか、お客さんの大半が男性なのを不思議に感じつつ、グレープフルーツのゼリーと抹茶オ・レをオーダー。
ビタミンを補給しなきゃね!
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会場は熱気がむんむんしていたし、ライトが当たって暑かったので、冷たいデザートとっても美味しかったです。

「ここ、新宿2丁目だね」とあとで気付いた友達が教えてくれたんだけど、だから男性連れが多かったのかな~

よくわからないけど、不思議で魅力的な街だ。
また来たいな。


新幹線で帰る友達と別れ、私は一人で軽く夕食。
駅前の通りを見渡せる窓に面した席はいい感じ!
お昼は和食をしっかり食べたので、パンケーキピザと紅茶をゆっくりいただきました。
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夕暮れの都会の風景は、ヘドに似て、猥雑なのになんとなくあたたかい。
幸せだな~(#^.^#)
来て良かった!



もうひとつ、方向音痴ならではの事件がありました。

たしか、ここならわかりやすいはず、と思って荷物を預けたコインロッカー。
歩けども歩けども見付からない!!!

あれ~
おかしいなぁ…

結局1時間探し回りましたけど自力では見付けられず。
キーワードは「中央西口」だったので、交番で聞いたらあっさりと教えてくれました。
京王線の中央西口だったようです。
ちょっとわかりにくい所でした!
あれれ(@_@;)
これもまた勉強ですかね。
次はもうちょっとちゃんと場所を確認してから荷物を預けます。
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by aquadrops | 2008-06-17 19:29 | Monologue | Comments(2)

ヘドウィグがくれたのは…

そう、タオルハンカチ!!
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きゃ~♪ みなさんごめんなさい!!
なんか…ドジなお手伝いをしたのは私でした~(@_@;)


実は私の席は一列目。
でもセンターだと知ったのは、出発する前の日でした。
大阪の厚生年金と間違えて、座席表を見てたんです。

そして着いたらば、まぢでど真ん中。 ひぇえ~!
あまりの緊張に席を動けず…お友達を探しに行く余裕も携帯を見る余裕もありませんでした。



あのニワトリ。
結構太いんですよね~
んでもって、本物っぽくブツブツもあったような気が。
ちょっぴり見た目気持ち悪…

握力20の私にはちょっと固かったのか。
コージヘドに「ちょっとちょっと」と手招きされて、その目が私を見ていることに一気にパニック状態に陥ったからなのか。
どうしたらいいのか訳がわからなくなってました。
だってね。
あの目に見詰められたら無理でしょ~(>_<)

最後にコケ~ッと一発鳴かせたらよかったんですよねぇ。
何も考える余裕もなく…
なんか三回くらい鳴かせてたような気がします…

コージヘドは微妙に困りつつ笑ってたような気もする。
ヘド「ここ、押して、そう、押して!」
私「こう?こうかな?」「あれ?あれ?」
そんなやり取りをしたような気もする。

結局全く回りの音もお客さんの反応もわからないまま、席に戻ったんですが、どんな感じでした?
誰か教えてくださ~い!!


タオルを貰う時も、ヘドが渡すフリをしてちょっと意地悪でした。
ヘドはすごく楽しそうだったような気がする…
でも私はとっても困って「ええ~?」と言ったような気がする。
貰ってからお礼だけは確か言ったと思う。


結局何も覚えてないやん。


もらったタオルには、うっすらとコージヘドのメイクがついてました。
きゃ~♪♪
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by aquadrops | 2008-06-17 19:17 | Stage | Comments(2)

ヘドウィグは幸せをくれる

なんて清々しいんだろう。
なんて心があったかいんだろう。
会場全体で何かを作り上げたみたいに、
みんなの顔がイキイキと輝いている。


コメディじゃない。
絵に描いたようなハッピーエンドじゃない。
かなり悲惨で辛い過去の数々を全て出し尽くし、曝け出してみんなの心に残す、
この不思議にあたたかいもの。




ヘドウィグがくれたものはそんな小さくて真実尊いものだった。






素晴らしいファイナルでした。
観に行って良かったです。

今は…ただただ幸せです。




ヘドウィグに関わられたキャスト、スタッフ、全ての方々に。
心からお礼と感謝の気持ちを伝えたいです。

「ありがとう!」
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「一生やり続けたい」と言ってくれた耕史くん。
再々演、期待して、でも焦らずに待っています!
もちろんイツァークはタクちゃんでね♪

お疲れさまでした!!
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by aquadrops | 2008-06-17 18:48 | Stage | Comments(0)

HEDWIG in 神戸国際ホール

ヘドウィグの舞台装置は、トミーとのスキャンダルで脚光を浴びた直後。
「ビルジウォーターズ」でのライブ。

客席から向かって左側にバンド。
アングリーインチの楽器は、キーボードにギター、ベースとドラム。

右側奥には椅子と化粧台。
ランプに衣装。
ウィッグのたくさん置いてある棚らしきもの。
中央に丸椅子とテーブル。
テーブルの上には、煙草の箱とライター、飲み物の壜。

上を見上げると、幼いハンセル(ヘドウィグ)が描いたとみえる恐竜のような神話(?)のイラストが天井にデザインされている。
会場はスモークが焚かれ、ライトの光にほの白く浮かび上がるよう。

もうここはヘドウィグの世界だ。


開演のベルが鳴り、いったん暗くなったステージに、バンド、アングリーインチのメンバーがぞろぞろと現れ無言でスタンバイ。

舞台袖から、靴音を響かせて望月イツァーク登場!
宝塚の男役みたいに整った顔。
「Ladies and Gentlemen…  HEDWIG!!」
凛々しい声に安堵して、劇中劇の本物のステージが始まる。


イツァークが指差した方向に会場全体の視線が引き付けられ、バンドの演奏と同時に客席右側奥のドアからヘドウィグ登場。
ホールが広いので私の位置からはまだ小さく見える。

観客総立ち!!
拍手と歓声。
あたたかい空気がヘドを包んでいる。
オリジナルの物語では、スキャンダルにまみれたヘドを好奇の眼差しで見やる冷ややかな観客が殆どなんだけど。
コージヘドは満場の拍手に迎えられている。
みんな待っていたんだものね。
私の目にもちょっぴり滲むものがある。

ゆっくりと響く演奏に合わせ徐々に近付いてくるその姿。
辺りを睥睨するように、高く聳え立つように居丈高なヘドウィグ。
でもなんだか嬉しそうな表情に見えた気がした…

ゆっくりと真ん中の階段を踏みしめて舞台上へ。
艶やかな微笑を浮かべ、ネオンのようなマントを翻し歌いだす!


♪1曲目
『TEAR ME DAWN』
最初に聞いたときはあまり好きじゃなかったこの曲。
歌詞の意味もよくわからなかった。
今も理解したわけじゃないけど、様々なものを乗り越えて「打ち壊せ!」と陽気に笑い飛ばすヘドウィグの明るさに惹き付けられる。
1961年に建てられ、人々の憎しみと恐怖の象徴だったベルリンの壁が崩れ去ったあと、ヘドウィグはあの壁のように境界線に立ちはだかると豪語する!

東と西の間に。
奴隷と自由の間に。
男と女の間に。
頂点とどん底の間に。
「彼女を打ち壊せ!」



♪2曲目
『ORIGIN OF LOVE』
この舞台の核とも言えるヘドウィグの小さな思い出。
「愛の起源の物語」
この曲は誰が聴いても心に残るに違いないと思うほど、特別印象深い。

その昔、人は背中合わせにくっ付いた二人で一人の人間だった。
神の稲妻によって切り裂かれ、一人は二人に分かたれた。
だから誰にもこの世界のどこかに「カタワレ」がいる。
二人はもう一度一人になるために、愛し合うのか?

そしてヘドウィグは「カタワレ」を探し求めて、今もこうして愛の起源を歌っている。
ヘドウィグのカタワレとは…?



「彼ね、偶然隣のジャイアンツスタジアムで公演中なの」
と舞台右端のドアを開けに行くヘドウィグ。
そしてそこからは、公演中のトミーの声にかぶさるように光と歓声が降り注ぎ、ヘドウィグの存在をかき消すようだ。


ヘドウィグは失った過去について、静かに、時に楽しげに愛しげに語り始める。

26歳で勉学の道を諦めたハンセルは、自由への憧れを抱きながらどうすることも出来ずに生きる道を模索していた。
ある時、壁の向こう側にオープンしたマクド(関西風)の匂いを嗅ぐように日光浴していて出会ったアメリカ兵。
それがルーサー。(キムタクのモノマネ上手いよ)
グミBEARなんて普段から持ってるということは甘党なのか?
「これはなんの味?突然わかったの、これは権力の味!」

♪3曲目
『SUGAR DADDY』
クマのグミを投げるヘドウィグ。
遠くへもいっぱい投げている。
私も取ろうと手を伸ばすも、手のひらに当たってどこかへ行ってしまった。
みんなノリノリで手拍子。
でも微妙にずれる。あれれ?
楽しいから気にしない♪



♪5曲目
『WIG IN A BOX』
イントロの澄んだピアノがとても好きだ。
「One night like this…」の柔らかい声。

この歌を聴くと、いつもちょっぴり泣けてくる。
誰にだって辛かった夜や、過去の嫌な思い出ってあるもの。
でも…
メイクをして音楽をかけて、お洒落をして(ウィッグを着けて)
ベッドに潜るまでまた一生懸命やってみる。

ああ、ヘドウィグと私。ちっとも変わらない。
なんて身近で優しい心地がするんだろう。



♪6曲目
『WICKED LITTLE TOWN』ヘドウィグバージョン
中央の丸椅子にそっと腰掛け、足を綺麗に組むヘドウィグ。
どうしてそんなに艶めかしいのか。
トミーへの期待…生まれようとしている愛がヘドウィグを輝かせている。

「You know,the sun is in your eyes. And hurricanes and rains and black and cloudy skies.」
この「black and cloudy skies」のところが好き。



♪11曲目
『MIDNIGHT RADIO』
声もなく聞き惚れるしかなく、ただ立ち尽くす。

ROCKが好きならこの歌を聴け!





神戸公演からだいぶ経ちました。
気持ちは落ち着いています。
でも、いろいろと覚えていない自分が情けない。

ただラストの曲を聴いて、全てが報われたと感じたことだけを付け加えておきます。



カーテンコールは3回。
1回目は全員で出てきて、耕史くんがメンバーを紹介する形でお辞儀をしてくれました。

2回目は耕史くんと望月さんが出てきて挨拶。
少し話をしてくれました。
大阪では公演がストップして迷惑をかけた、と率直に謝ってくれる耕史くん。
「生きていると色々ありますね。僕も初めての経験だったんですけど。
でもみんな同じ方向を向いてやろうとしてたって事はわかって下さい」と言っていました。
「分かってるよ!」と答えたかった。
耕史くんが悪いわけじゃないのに、そんな風に言ってくれるなんて驚きました。
責任感の強い耕史くんのこと、きっと大変な思いをしたんでしょうね。
ちょっと涙が出そうになりましたよ!
嬉しかったです。

そして「そんな時に助けてくれた望月さんです!」みたいな紹介をして左側を向いたら望月さんがそこに居ず。
「あれ?あれ?」とうろたえるコージ(緑のピチヘドT着用!Lサイズにしてもよく入ったなぁ)
めっちゃ可愛い~♪ 焦ってました。
望月さんは右側にいました。とても控えめで好感の持てる方。綺麗でしたね。


ぞろぞろとそれぞれにヘドTを着て出てくるバンドメンバー。
ヘドTシャツが売れてるとか、楽器の準備も色々あるんですみたいなことを言いながらニコニコ、いつものコージくん。
やっぱりどこか天然なんだよなぁ(*^。^*)
さっきとのギャップが激しいよ。

アンコールは「Origin of love」と「Sugar daddy」とどっちがいいかと望月さんにきいて、「Origin of love」を歌ってくれました。
ヘドウィグとしてではなく、山本耕史としての歌。
くぅ~!!めちゃくちゃ良かったです!!

一番印象に残ったのはこの後の事。
望月さんとアングリーインチメンバーの姿が見えなくなった後、耕史くんは舞台の端で立ち止まって向き直り、会場をしっかり見渡してから一人深々と一礼して袖に消えていきました。

主演として座長として。
真摯な姿に胸を打たれました。

でもまだまだ拍手は鳴り止みません(^_^;)

明かりがついて、3回目のカーテンコール。
「これ以上何をしろというんでしょうかね」
さっきとうって変わったいつものコージが現れました。

2回目のカテコの後、舞台の後ろLEDの電光掲示板に「東京ファイナル」の案内が出ていたんですが、「さっきのもう一度見せてください!」と照明の方に声を掛け、「ほぉ~こうなってるんですね」みたいなことを言っていたと思います。

それから、神戸国際ホールのことを「ここは大きくて綺麗なホールですね」と言ってくれていました。
「上の方にもたくさん来てくださってますね~」と上階を見上げる耕史くん。
2、3階の人達は思いっきり手を振ってます\(^o^)/
「みんな一度に帰ったら危ないと思いますけど…一度に帰ってください!」とまたコージ節が出て笑いを取っていました。

そうそう、このあと袖の方に向かって歩いていきながら、「絶対守りたい人や愛がそこにあるんだ~」と『SET OUT』をワンフレーズ歌い、はける寸前「ディースター!」と言ってから入って行きました!
みんな大受けです~♪
ディースターは、「関西求人情報誌」ですもんね!
義理堅いというか、やっぱりお茶目だ☆



今回の公演を観て、次の舞台は何かまだわからないけど、神戸も是非地方公演の恒例地にして頂きたいと思いました!
スタッフの方、ホールの方、どうぞよろしくお願いします!!




さて、私は友達に頼まれていたグッズを買い、まだまだ明るい三ノ宮の街に繰り出しました。

人並みに流されるように歩きながら胸はいっぱい。
友達と時々話しながら、心はヘドウィグをどこまでも追い掛けているよう。
でも、きちんとお腹は空くんですよね~
なんて健康的な私たち!
中華街って、地元なのにあまり来たことなかったんですけど、面白いです。
あちこちに若者が立って色んなものをみていたり食べてたり。
今度は娘と来たいなぁ。

小さな中華料理のお店に入って晩ご飯。
美味しかったです。
揚げワンタンを頼んだら、八宝菜みたいで面白かった。
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三ノ宮だと、家まで1時間かからないから楽だな~(*^。^*)

さぁ、次はファイナルです!!
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by aquadrops | 2008-06-13 11:27 | Stage | Comments(2)

ヘドウィグはもうそこに!

この日仕事を休めなかった私は早退する気満々で、10時半頃まで一生懸命働きました。
でも仕事仲間には「目がどっかちゃうとこ行ってもとう…」と言われる始末(^_^;)
そりゃそうでしょうよ!(開き直り?)
楽しみにしてきた『HEDWIG』の日だもん!!
「もう帰ってええ?」を連発する私を呆れながら見送ってくれた仲間。
「ありがと~!」と感謝しつつ、心はもう三ノ宮です♪♪
やった~(^O^)/



お昼過ぎに三ノ宮に集合。
さんちかの和食屋さんでお蕎麦を食べた後、近くの「ケーニヒスクローネ」で美味しいケーキセットを頂きながら時間つぶしをしました。

お店は異様に混んでいて、女性ばっかり!
もしかしてヘドウィグ観劇仲間じゃないかと囁きあいながら、私たちは暫しまったりした時間を過ごして2時15分。
いざ鎌倉!…じゃない、国際ホールへ!!

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ホールの入り口には列が出来ていました。
若い人もいましたけど結構年配の奥様方がたくさんいらっしゃいます。
男の人は、普通の休日のサラリーマンという感じの方をちらほら見掛けました。
全体として男性の方は去年の大阪ほど多くはないようでした。
私たちの後ろに並んでいらっしゃった奥様4人組は、どうやらチケットを誰かに貰ったとかで、大阪公演の中止をご存知ないようでした。


2時30分過ぎ、開場。
入り口を入ってすぐにエスカレーターを登ります。
ロビーは2階。
エントランスのグッズ売り場はもう既に人だかりがしています。

とりあえず、パンフをゲットしなきゃ!
人の波に押されながら、パンフとストラップ、ハンドタオル、それに黒のTシャツともう一枚白地に黒い文字の入ったTシャツを買いました(^^)v
しめて「9千〇〇です」と笑顔でおっしゃる店員さん。
ぎょっとするも、躊躇している余裕はありません。
人並みを掻き分けて脱出~!
疲れた…
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時間を見ると、もう開演間近です!!
急いでトイレに行き、席に着きました。

ドキドキ☆☆
うるさい心臓の音を聞きながら見回すと、客席はまだあまり埋まっていません。
あれ~??
もう開演時間の3時やん!みんな結構のんびりやなぁ…
どういうわけかパンフを開く余裕もない私は一人焦っています。


スモークが焚かれたステージ上は、さっきまでいたバンドのメンバーがいつの間にかみんな居なくなって静か。

後ろの電光掲示板にヘドのロゴがネオンのように映し出されて綺麗です。



このホールは1階に1300人ほど。
2階、中2階、3階を入れて全部で約2000人と少し、という規模です。
震災後に建て直されたのでまだ新しく、木造りのどっしりとした重厚な印象。
大きくて綺麗なホールです。

自分の席に着く前に上階に行ってみたんですが、2階からでもかなり見易くていい感じでした。

客席は、ボックス席に空きがある位で、ほぼ埋まっていたと思います。

続く…
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by aquadrops | 2008-06-13 11:14 | Stage | Comments(0)

歌の力

終わってしまいました。
関西では一回きりのヘドウィグ。


終わってすぐの気持ちは…
短すぎる!!
2時間なんてあっという間。
せめてあと2回は観たい。


とりあえず自分に正直に、ラスト近くに感じた事を書きます。
細かいことはまた順番に。





キムタク風ルーサーは、耕史くんのサービス精神なんだろうな。
面白かったし笑ったけど、ルーサーがあまり可笑しいと、話の内容が頭に入ってこなくて、その先が唐突な気がした。


ヘドの涙でもうクライマックスなんだと気付き慌てる私。
「もう?そんな…心の準備が出来てない!」



展開に気持ちがついていけないのはどうしてだ。
リピーターらしき人たちの先走る笑いに妙な違和感を感じてしまう。
これはお約束なのか?
心を真っさらにして観ようと思っていたのに。


ここで気付く。
私は、ヘドウィグのスキャンダルを知って集まっただけのそこいらの聴衆と同じだ。
噂による不確かな知識。
微かな疎外感…


チリチリと燻るフラストレーションを抱えながら。
『HEDWIG'S LAMENT』が始まる。

「I was born on the other side …
             … I end up black and blue」
                        この「black and blue」の部分が何故か好きだ。

「I gave a piece to my mother」
「I gave a piece to my man」
「I gave a piece to the rock star」
「He took the good stuff and ran」

ヘドウィグが胸の前で握った拳。
その腕をゆっくりと伸ばし、手を開くと逃げていくもの…
愛のかけら??

見えるような気がした。



ああ良かったと思った。
私はたぶん間に合った。
置いてけぼりにならずに済んだ。
安堵している内に、激しく象徴的な曲へ。


去年の『EXQUISITE CORPSE』は、赤い光が目に刺さるようで刺激的。
大音量の音の洪水の中、白い身体が真っ赤になるほど頭を振り、激しく飛び跳ねながら歌い。
くるくる回って倒れ込むヘドウィグはただ苦しくて痛々しかった。

でも今年は違っていると感じたのはなぜだろう。
倒れ込む前。
トミーとして起き上がる前。
同じように、赤いライトの中で飛び跳ね頭を振りながら。
網タイツを引きむしって衣装を脱ぎ捨てていくヘドがなんだか美しく見えた。
「この人は今、意思の力で抜け殻を破ろうとしている」
そう感じた。
たとえばそう、蝶や蛾が羽化の時に見せる青白い脆弱さ、そして背中合わせに現れる侵しがたい尊厳のように。


メイクを剥がし、十字架を額に刻んで起き上がった顔が、あまりに無心に見えて…
額に掛かる前髪をかき上げる仕草にただ呆然と見惚れていた。
その後、トミーとしての『WICKED LITTLE TOWN』をあまり覚えていない。

私がはっと気付いた時、ヘドウィグはラストの曲『MIDNIGHT RADIO』を歌い始めていた。


そして私は、歌の力に飲み込まれることの喜びと呼ぶしかないものに、打ちのめされる。

もう、何も要らない。
どんな言葉も必要としない。

この歌が聴けただけでいい。
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by aquadrops | 2008-06-13 11:09 | Stage | Comments(0)