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天国のモーツァルトより

モーツァルトがとうとう亡くなりました。
ブログにちょっと体調が悪くてと書かれていてから随分とあっけなく逝ってしまいました。
なんだかとっても淋しいです。
アマデウス・ブログでモーツァルトの呟きを聞いていたので、何時の間にかとても身近な感じがしていたんですね。
亡くなるのは「もうそろそろだな」と分かっていたのになんでこんなに淋しいのかな?

と思っていたら、天国からモーツァルトがまた話してくれています(*^▽^*)
『アマデウス・ブログ番外編~天国のモーツァルトより』

♪ 抜粋 ♪
「こんにちは天国のモーツァルトです。
なんでブログ書いてんだよ!って??
まあいいじゃないですか。
まだ今年はちょっと残ってますし、
もうちょっとこっちにいさせて下さいね...。」

相変わらず天然なモーツァルト、ちょっとなんて言わずに、もっとこっちにいて下さい(*^□^*)
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by aquadrops | 2006-12-26 18:12 | Music | Comments(2)

HEDWIG DVD

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やっとこの映画を見れました!
家で映画を見ていても、いつも途中で睡魔に負けてラストを見損なう私がしっかりラストまで見ました!…いや威張って言うことじゃないんですけども(^_^;)

この映画は好きです。見て良かった。
ヘドウィグはとても魅力的でした。

主演のジョン・キャメロン・ミッチェルの身体つきは細いけれどやっぱり男性。
顔も優しげだけれど顎や頬の骨格が男です。
でも肩や胸元のラインが女性的でとてもキレイだし、表情が可愛いんですね。
派手なメイクと衣装で歌っている時は過激且つ妖艶。
対照的に素顔のヘドウィグはとても可愛い女の子に見えました!

オーブンに顔を突っ込んでいる少年ハンセルが突然ヘドウィグになっててビックリ!
でもなんだか切ない映像です。
捨てられ裏切られ、ロックスターとして全米コンサート中のトミーをストーカーのように追い自らの曲を取り戻そうと歌い続けている現在。
そこへ、フラッシュバックのように過去の映像が交差します。
ヘドウィグの語り、さかのぼる過去の記憶…思い出したくない、でも見過ごすことは出来ない事実として。

映画としてもとても面白かったです。
過去の映像が印象的でキレイでした。
少年ハンセルが母親から聞かされたという人の起源の物語がアニメーションで挿入されているのですけど、これがなかなか素敵な感じで良かったです。

イツァークとの関係は??な部分が多くて、一度見ただけではまだちゃんと理解出来ていない感じなので、時間のある時にゆっくり見たいです。
映画ではカットされた部分があるらしく、DVDには何故かその部分が収録されているので、それも気になりますね。

そして、聴きたかった音楽はやはりいいです!
バラードとロックは一度聞いて好きだと思う曲ばかり。
CDもやはり欲しいですねぇ!


このヘドウィグを耕史くんが演じるのですね~
顔立ちはJ.C.ミッチェルよりも耕史くんの方が目もパッチリしているし、女装に違和感ないと思うのですが、心配なのはカラダつきです(^_^;)
J.C.ミッチェルはかなり細身なんですよね。
でも耕史くんは顔からは想像つかないけどかな~りマッチョなんですよね~^_^;
マッチョなヘドウィグ…楽しみだけど、ちょっと心配☆
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by aquadrops | 2006-12-26 16:44 | Movie | Comments(2)

毎日モーツァルトSP

『山本耕史とたどるモーツァルトへの旅』がNHKで再放送されました。
モーツァルトの幼年期から順に、その頃の出来事、作曲した作品を紹介しつつ、モーツァルトの資料が残る家や宮殿、オペラハウス、教会などを耕史くんが訪れてモーツァルトを大切にしている人たちから話を聞きます。

映像がいいです。ヨーロッパの街並みは本当に綺麗ですね。

ザルツブルグ音楽祭での「フィガロの結婚」
あっさりしたセットに現代風のモノトーンの衣装、プロの歌。
これが耕史くんが初めて観る生のオペラだなんていいですね!
劇場から出て来た耕史くんがとても昂揚した表情だったのもわかります。

ザルツブルグのモーツァルト生家でクラヴィーアを弾いた耕史くん。
モーツァルトが実際に弾いていたものだと聞いて目を丸くして驚いていましたね。
クラヴィーアの木の鍵盤は今まで聞いた事がない不思議な優しい音色です。

ザルツブルグから電車に乗ってウィーンに移動。
車窓からの景色がとってもきれいです。電車の旅いいですね!
モーツァルトは馬車の旅だったのでさぞかし大変だったでしょうけど。
そういえば耕史くんも馬車に乗ってました。
あんまり揺れるし傾くのでおっかなびっくりな表情が可愛いかったですが、あれは相当恐そうですね。

オーストリアのシェーンブルン宮殿、その煌びやかなこと!
ハプスブルグ家の女帝マリア・テレジアといえば、フランスの悲劇の女王マリー・アントワネットの母親として有名ですが、マリー・アントワネットもこんな所に住んでいたのなら贅沢が身に染みついていても仕方が無いなぁ~なんて思いました。

たくさんの人々が書き込まれている古い絵に幼いモーツァルトが描かれていると聞いて「ウォーリーを探せ!じゃなくて…」と言ってみたり、見付けたモーツァルトがこちらを向いているので「思いっきりカメラ目線ですね!」と耕史くん。
相変わらず発言があまりにも普通で面白いです。私もそう思いました(^_^;)

マカルト広場の家にはモーツァルトの資料が大切に保管されています。
従姉妹にあてた手紙のお茶目なこと。
耕史くんの言うとおり、天才の人間的な部分を垣間見れるような気がしますね。

新天地を求めてさまようモーツァルトの恋と失望。
天才も恋をして夢中になったり苦しんだりする普通の青年だったのですね。

ザルツブルグ宮廷楽団での葛藤。
音楽の深さを理解しようとしない上司である大司教との確執。
大司教コロレドの肖像画を前にして手紙を朗読する耕史くん。
すっかりモーツァルトと同化しているようです。

父からの自立。
親は子供が心配だからこそ、時にその自由を制限するような態度に出てしまうこともありますが、モーツァルトの才能を伸ばし上手に育ててきたのは父親であるレオポルトですよね。 でも、子供はいつか親の元を旅立つもの、とうとうモーツァルトは自由を手にし自分だけの力で歩き始めます。

モーツァルトハウス、白い壁に光がたくさん入る明るい部屋。
作曲をしたというこの部屋に大切に残されている楽譜、自信に溢れた筆使いに才能のきらめきが目に見えるようです。

チェコの首都プラハ、スタボフスケー劇場はモーツァルトが実際に指揮をした当時のままの姿で唯一残っている劇場ということです。凄いですね!
様々な彫刻や灯りで飾られたあのボックス席からオペラを観たらどんな感じなんでしょう。
一度でいいから生でオペラを観てみたいです。
この劇場の観光ガイド・ボンドルシュカさんは気さくで優しい方ですね。
もとはこの劇場の指揮者さんだったとか。

文化複合施設「クレメンティヌム」の図書館。
入り口に置かれている大きな地球儀のようなもの。
天井には絵が描かれています。部屋自体が芸術作品みたいですね。
「うわっすご!いまちょっと鳥肌立った」何故か手を擦りながら中に入って行った耕史くんの反応が素直で、ホントホント!とテレビの前で頷いていました。

ウィーンに戻った耕史くん。
モーツァルトの最後の5年間の謎を追います。
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by aquadrops | 2006-12-16 16:54 | Music | Comments(0)

華麗なる一族公式HP

華麗なる一族の公式HPがリニューアルされました。

まだサイトはあちこち「ComingSoon」となっているのですが、なんだか面白そうなコンテンツがたくさん準備されていて、これからサイトを見るのがとても楽しみになりそうです。

キャスト紹介も写真入りの上、詳しい人物紹介となっています。
耕史くんの万俵銀平は、眉間にシワを寄せている表情、心の中で何か葛藤しているような顔をしています。手首の腕時計のベルトがいかにも銀行員っぽくて雰囲気出てますね。
ちょっと心配だった七三分けの前髪も、意外といい感じだし(^_^;)

それから、つい組!仲間ばかり見てしまうのですが…
万俵一子役の吹石一恵ちゃん、着物がとっても似合いますねぇ~
「新選組!」のお秀ちゃんの町娘姿も可愛かったですが、なんだかほっそりして大人っぽくなりましたね。
源さん、いや小林隆さんはお写真がありません(T_T)
紹介文は思わせぶりな文なので、物語の展開で運命が変わるのかな?
鈴木京香さんの高須相子もただの野心家というわけではないようで、興味は尽きませんね。

所でこのHP、『キャラ別性格判断』なるものが付いていたのでやってみました。
結果は……  一回目→永田大蔵大臣。
納得いかずに 二回目→大亀専務。
鉄平とか銀平は違うだろうけど、せめて女の人とかないのかなぁ~?
なんでオジサン…(;_;) 
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by aquadrops | 2006-12-11 14:07 | TV | Comments(3)

関西ウォーカー ~KansaiWalker~

山本耕史くんの来年春の舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』についてのインタビュー記事が載っているということで、初めて関西ウォーカーという雑誌を買いました。

この雑誌は、関西のグルメ・観光スポット・エンターテインメントなどを色々と特集を組んで紹介してくれているもので、毎週火曜日に発行されているようです。
今回の特集は主にクリスマス・イルミネーションなどで、大阪や神戸のツリー・イルミネーションの名所が載っていてなかなか見ていて楽しい雑誌です。
私は神戸生まれなのに、あまりクリスマスにイルミネーションを見に行ったことがないので、ちょっと今回は行ってみたい気持ちになりました。


さて、本題のヘドウィグの記事ですが、1ページのみ。
ラフな雰囲気の写真が1枚とインタビュー。
「山本耕史の主演で贈る新生ヘドウィグ、魂の歌声を引っさげて大阪に降臨!」とあります。

私は、このヘドウィグというロックミュージカルについてまだ予備知識もあまりないのですが、耕史くん自身がヘドウィグをどんな風に捉え、どんな想いをもっているのか、とても興味があります。
1ページでも貴重なインタビュー、読んでますます期待が高まっています。
「作品のメッセージを伝える自信はあります」と言い切る耕史くんが頼もしくも誇らしいですね。
ヘドウィグの派手なメイクや衣装に隠された内面を「絶対手が抜けないタイプ」だと言う耕史くんがどんな風に表現してくれるのか、本当に楽しみです。
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by aquadrops | 2006-12-07 13:52 | Book | Comments(0)

いまだに頭の中に鳴り続ける音楽♪~ttB!感想

2度目のカーテンコールで、耕史くんが少し話をしてくれました。
草津ではかなり長く喋ってくれたので嬉しかったです。
大阪では、耕史くんが質問する形で里奈ちゃんが地元での公演について、「リラックス出来るかなと思ったけどかえって緊張しました」と話してくれ、観客席に向かって「ただいま!」と言ってくれました。
どちらもスタンディングで、拍手も大きかったです。

草津は、日曜日ということや地元の人たちがよく利用するホールなのか、お客さんは親子連れや年配の方も多かったように思います。
大阪は、私は1階の後ろの方だったのですが、回りはご夫婦が多くいらっしゃいました。男の人も目立ちました。男の人の拍手も大きく感じたのでちょっと嬉しく思いました。


愛内里奈ちゃんのスーザンが観れて良かったです。カレッサとして歌ったソロもとても良かった。
あと、ローザが私のお気に入りです(^_-)
カレッサのソロの後すぐにローザになって出て来た時は、わかっていたはずなのにちょっとびっくりしました。
高音の綺麗な伸びは流石に歌手だなと感心!
あと、滑舌(カツゼツ)が良いので聞いてて気持ちがいいんですね。
ダイナーの店員の声、にぎやかなお店の雰囲気が出ていました。

ゲイリーさんは歌が素晴らしいですね!
休憩時間にちらっと覗いた売り場で、やっぱりCDを手にしてしまった私。
まだ聞いてないのですが、これからゆっくりと楽しみたいです。
それからゲイリーさんとにかくカッコイイです。
レザーのコート姿、有能なビジネスマンの雰囲気出てますね(^.^)
日本語は確かに聞き取り難いですが、初めての舞台で初めての日本語の歌に台詞、相当頑張ったんじゃないかな~
耕史くんも言ってましたが、何よりそこに居るだけでNYの雰囲気になるというのがいいですよね。
「NO MORE」の二人が本当に親友のようですごく好きです。

耕史くんのジョンは、とにかくずっと舞台上にいるし、カレッサのソロの時以外ほとんどの歌に参加しているし、歌っていない時は喋っているし。
歌いながら踊り、走り回りと、とにかく大活躍です。
お茶目な雰囲気にコミカルな語り口。
そしてラストの方、観ているこちらまで苦しくなるようなセリフと歌が、圧巻です。
いつもいつも、新しい舞台を観る度に魅力が増しているように感じるのは私だけでしょうか。


私の『tick,tick...BOOM!』観劇は終わりました。
しかし、頭の中に鳴り響く音楽と言葉が消えません。
今ただ言えるのは、とにかく「観て良かった、観ることが出来て良かった」ということだけです。
3年前のttB!も7年前のRENTも観ていない私にとって、ジョナサン・ラーソンの作品に触れる機会は、今回を外すとあまりないかもしれない。
RENTの映画は観ましたが、このttB!を知っているのといないのとでは、また感じるものが違うような気がします。
ジョナサンの自伝的作品として作られたこのttB!について、父親であるアル・ラーソン氏の言葉が「ジョナサンの日記を公開してしまうような気持ちだった」とパンフレットに記されていました。
35才でRENTのプレビュー前夜に急死してしまったジョナサンですが、彼が生きていたらもっともっと心に響くミュージカルを書いてくれたかもしれない。それを聞きたかったです。

耕史くんはジョナサンのご家族とも交流があると聞きましたが、天国のジョンも、今回の公演をきっと喜んでくれているんじゃないでしょうか。
そんな気がします。
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by aquadrops | 2006-12-05 16:04 | Stage | Comments(0)

ttB!続き(ネタバレしています)12/5追記しました

真っ暗で静まりかえった舞台、突然鳴り響く電話の音…
何回かのコールのあと、諦めたように留守電に切り替わります。
細いスポットライトが当たり浮かび上がる電話。
電話の主は事務所の女社長ローザでした。
冗談めかして呼び掛ける彼女はジョンが居留守を使っている事を見抜いています。
この時の声は里奈ちゃんの声じゃないみたいでしたね。

溜め息とともに、留守電に話しかける彼女の声にジョンがやっと受話器をとります。
ワークショップの結果に絶望しかかっていたジョンは、ローザの話し振りに一瞬希望を感じて表情を明るくさせたのですが。
しかし。
彼のワークショップ「Superbia」は大成功をおさめ、彼の才能も認められはしたのですが、現実は厳しく、ジョナサンが望むように次のステップに進むことは出来なかったのでした。
尊敬するスティーブン・ソンドハイム氏もそそくさと帰って行ったと聞いて愕然とするジョン。
「次の作品を期待している」
その言葉は、魂を削るようにして作曲をしてきたジョナサンにとってどんなふうに聞こえたのでしょう。

そこへマイケルがやってきます。
絶望し、今までやってきたことを否定する事も出来ない苦しい胸の内をマイケルにぶつけるジョンを、マイケルは励まします。彼なりの言葉で。
でもその言葉はジョンにとっては慰めにはならず、「本当の恐怖を知らないくせに」とやつ当たりしてしまいます。

マイケルはジョンに告白します。 「I'm HIV エイズなんだ」と……


★WHY?
ジョンは顔を手で覆い、自分の絶望にだけ向き合っていたのですが、マイケルの言葉がちゃんとした意味を持って理解できた時、急に振り向くわけでなく、ゆっくりとごくゆっくりとマイケルの方を見ます。
「いつからだ?いつわかった?」この言葉もずいぶん間があいてからでした。
(この耕史くんの演技、すごいと思いました。)

自分のことしか見えていなかったジョンは、マイケルの苦悩を知り、悲しみにいたたまれずに夜の公園を走り回ります。
丘の上、飛び立つカモメに手を振り、大切な人を想って古びた教会で見付けたピアノを前に歌い出します。
繰り返す波の音のような静かなピアノ。
子供の頃のことを思い出し、ジョナサンは泣きながら歌います。
「覚えているさ~ 忘れてないさ~♪」
「クラスでやったウェストサイドストーリー♪お前の音痴は治ってなくて貰った役には歌がない♪」
歌いながら耕史くんはぼろぼろに泣いています。
耕史くんのジョンの泣き顔と一緒にこの歌詞が心に焼き付いて離れません。

『音楽が世界を変えてゆく!』


★LOUDER THAN WORDS
ソーホーのジョナサンのアパート。今日は彼の30才の誕生日です。
テーブルの上には友人たちからのたくさんのプレゼントが山と積まれています。
そのほとんどがジョークだといいながら、楽しげに見詰めるジョン、部屋の中はパーティの飾り付けがされています。

そこへスーザンが大きな包みを持ってやってきました。
スーザンからの贈り物は、千枚はありそうな「五線紙の束」
彼女もやはり夢を追い続けるジョンが好きなんですね。
そんな彼女からの優しさに満ちた言葉にジョンは微笑みます。
「忘れないで、いつも深呼吸すること」

マイケルもやって来ました。
彼からのプレゼントはベルトが三本。もちろんノーブランド。
それは嫌味ではなく、純粋にジョンに似合ういいものをきっと一生懸命選んでくれたんでしょうね。
そんなマイケルにジョンは言います。
「昨日はすまなかった。これからもずっとそばにいるよ」と。

楽しいひととき。
電話が鳴りますが、ジョンは友人たちとの時間を優先しています。
留守電に切り替わったそのメッセージの主は、あのスティーブン・ソンドハイム氏です。
挨拶もせずに急いで帰ったことを詫び、彼は言います。
「君には明るい未来が待っていると思うよ!」

ピアノの綺麗なソロではじまるラストナンバー
ジョナサンが静かに歌い出し、マイケル、スーザンが入り、3人で。
ドラムが入り徐々にアップテンポに!

『未来という名前の大空へ、鳥のように翼広げ飛び立ちたいのさ!』

一瞬消えた演奏のあと、ピアノのバースデーソング。
マイケルが30才のバースデーケーキを持って現われます。
スーザンがそばに寄り添い、ロウソクを吹き消すジョナサン。そして終幕。
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by aquadrops | 2006-12-04 15:05 | Stage | Comments(0)

ttB! 続き(ネタバレしています)

ブザーが鳴って、後半。
「30/90」ミュージシャンの方たちの演奏。迫力満点です。

マイケルと別れたジョナサン、長時間の運転と、朝から気の進まないマーケティングリサーチに参加したことで疲労困憊。
しかもこれから彼のワークショップ「Superbia」の通し稽古があるのです。
「朝から何も食べてない。とりあえず何か食べないと」ジョナサンはデニーズ(コンビニでしょうか?)に向かいます。


★SUGAR
「こういう時は糖分を採らないと!」
カゴを片手に嬉しげに買おうとしているものは『Twinkiesのカステラ』
これはつまりお菓子なんでしょうね。
日本でなら何だろう?ビックリマンチョコとか?とちょっと考えちゃいました^_^;
「知ってるかい?甘いんだ!」ものすごく強調しています。
レジで清算するのに恥ずかしいので、カモフラージュとして新聞や電池も購入。
でもレジの店員(ゲイリーさん)に大笑いされてしまいます。

余談ですが、私も新選組のフィギュアを集めていた時、まとめて幾つか買って恥かしいので他にもお菓子をいろいろ入れた事を思い出しました。

そこへ、Superbiaに出ている女優カレッサが偶然やってきて大慌てのジョン、あたふたしている様子が可笑しいです。
でもカレッサはTwinkiesのカステラが大好き!ということで、二人気が合いポップな曲調で歌が始まります。
カレッサを中心に3人で踊りながら歌います。
「堪らなくセクシー♪ 危険な香り♪」という歌詞、お菓子のことなんですよね。
丸テーブルの上で両手を振りながら歌い踊る里奈ちゃんをゲイリーさんが少し心配気に見詰めつつ歌っていたように見えました。
「溶けて溶けて溶けて~おくれよ!POWER♪」


★SEE HER SMILE
ここでがらりと曲調が変わり、静かなナンバー。
ワークショップのリハーサルも上手くいき、カレッサに送ってもらってアパートに帰って来たジョン。部屋ではスーザンが待っていました。
「窓から見えたわ。キスしてた」と悲しげに呟く彼女は、大きな紙袋を手に荷物をまとめていたのです。
「何もかもがワークショップの結果に掛かってるなんておかしい!心配なのよ…」と。
葛藤と焦燥を抱えながら必死で道を切り開こうともがくジョナサンを見ていられないからと、彼の元を去るスーザン。

「もういいのと君は黙り込む」「誰が悪いわけでも誰のせいでもない…笑顔を見せて」
印象的な歌詞が心に残ります。


★COME TO YOUR SENSES
ワークショップの当日、からっぽの60脚の折り畳み椅子を前に茫然としているジョナサン。
まだ開場していないことに気付けないほど緊張しているんでしょうか。
カレッサやマイケルがやって来て、そんな彼を励まします。

ジョンの父親もやって来てくれました。
息子の晴れ舞台を喜んでくれた彼は、いつもの決まり文句を言ったあと、口笛を吹きながら……杖を忘れて颯爽と帰りかけます。
ジョンに指摘されて慌てて戻って来て、あらためて腰を曲げて帰っていく姿が可笑しいです(^_^;)
(しかもこの杖、先っぽに吸盤が付いているようで、ピョコンと立っているんです☆ 耕史くんはここでいつも一言面白い事を言います。ゲイリーさんはコミカルなお芝居がとてもいいですね☆)

開演前、観客を前にして挨拶をするジョン。
階段の上に立って、反対側からライトを浴びています。
(何度見てもこれは相当眩しいんじゃないかと、しっかりと目を開けている耕史くんに感心してしまいます。)
そして、一人遅れて観客席に入って来た人物は、ジョンが尊敬するあの名前を口にするのも憚られるスティーブン・ソンドハイム氏!
それからジョンの記憶はしばらく飛んで、気が付いた時はカレッサがソロナンバーを歌っていました。

未来的なセットに早変わりした舞台に、キラキラと光を反射するメタリックなスパンコール?のついた衣装のカレッサが立っています。
布を掛けてライトの位置や色を変えただけで、こんなに違った空間を作れるなんて凄いですね!このシーンはとても好きです。
透明感のあるBLUEに染まった舞台上、頭上でミラーボールが回りだし、カレッサに向けられたライトの光が衣装のスパンコールに反射して客席に向かって細いビームのように放たれます。
劇中劇であるこの「Superbia」の幻想的なワンシーンに目が釘付けになり、私までジョナサンの世界に入り込んだような錯覚…
そして、里奈ちゃんの歌声!
圧倒的な存在感と声量。綺麗な高音に、私は何度か鳥肌が立ちました。
いいものに触れた時にゾクッとするあの感じでした。
拍手もとても大きかったです。
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by aquadrops | 2006-12-03 18:04 | Stage | Comments(0)

tick,tick...BOOM! 草津・大阪公演(ネタバレしています)

先日半分くらいまで書いていたものを、仕事に行く時間が迫っていて焦っていた私はぜ~んぶ消しちゃいました(T_T)ショック!

何かあった時、それがいい事でも悪い事でも文字にすると凄くスッキリする私。
はっきり言って自分のため、自己満足のために書いています。
そんなものを、こうしてブログに載せて人に見せていいんだろうか?と悩んでみたりもします。
耕史くんに関連したことについては特に悩みますが、全ては愛ゆえ!なんてね。
                                                    本心です(^_-)

****************************************

さて、落ち着いて書きたいと思います。

草津・大阪と続けて観た「tick,tick...BOOM!」
いまだに音楽が私の頭の中で鳴り続けています。
気付くといつのまにか歌っているんです。
英語版のCDではセリフは殆どないのですが、今回の耕史くんの舞台では歌と歌の間にセリフがうまく挟まれていてとても分かりやすかったです。
ジョナサン・ラーソンという人について全く知らない人でもきっと楽しめたでしょう。
かなりネタバレしていますので、まだこれから真っ白な状態でご覧になりたい方はご注意を。
それから、数回の観劇での記憶とオフブロードウェイ版のCDの歌詞を参考にして思い出しながら書いていますので、記憶違いや聞き間違いもあると思います。そこはご容赦くださいねm(__)m

~登場人物~

☆ジョナサン(ジョン)=山本耕史くん。
この物語の作者であり主人公。
そして同時にナレーションというか、物語の状況説明の役も兼ねています。

☆スーザン=愛内里奈ちゃん。
ジョンの恋人。ダンサーを目指しているが都会の暮らしに疲れ、郊外に移ってジョナサンと静かに暮らしたいと思っている。
里奈ちゃんは、他にも事務所の女社長ローザ、ジョナサンのワークショップに出ている女優カレッサ、マーケティングリサーチ社のキャリアウーマンジュリー、ジョナサンの母親、ダイナーの店員の声、ダイナーの客など、幾人もの役を演じます。

☆マイケル=ゲイリー・アドキンスさん。
ジョナサンの親友でルームメイト。俳優を目指していたが自分の才能に見切りをつけビジネスマンに転身して成功、新車のBMWを手に入れた現実派。ジョナサンを心から案じて、転職を勧めている。
ゲイリーさんも、他にジョナサンの父親、ダイナーの客、スーパーの店員、ビジネスマンなど何役かを演じます。


時は、1990年のニューヨーク。
ソーホーの片隅に暮らすジョナサンは30才の誕生日を1週間後に控え、作曲家としていまだ未知数の自分の才能と未来に不安を抱えている。
そんなジョナサンの頭の中では最近「チック、チック…」という音が鳴り響いている。
これは時計の秒針の音。
そして、それに続く「ブーン!」という破裂音。
そう遠くない未来での爆発、それは青春時代の終わり、夢の終わりなのだろうか…

一瞬真っ暗になる舞台、スポットライトにジョナサンが浮かび上がり歌い始めます。


★30/90
「時よ~止まれ~♪何もかも消えてなくなれ~♪」
ジョナサンのピアノのソロではじまる曲です。
一度聞くとなかなか忘れられない印象的な最初の旋律が好きです。
ドラム、ベースが次々と入り、一気にアップテンポに!!

途中からスーザンとマイケルが登場。ジョナサンが観客に向けて紹介し、舞台全体がライトに照らし出され、二人も歌に加わります。
3人揃って歌うハーモニーと迫力に、最初からガツンとやられる感じで1曲目から拍手が起きています。


★GREEN GREEN DRESS
屋上でひとりタバコを吸うジョナサンの呟き。
そこへ綺麗なグリーンのドレスを着たスーザンが上がってきます。
スーザンが二言ほど話しかける間に、ジョナサンのセリフの多い事!
この屋上というのは、階段の踊り場のようなセットなんですが、二人の視線や寒そうな仕草で雰囲気が伝わってきます。

「スーザンが手を握る。屋上中があたたかくなる…彼女の目の中に河の灯りが映っている…」
ここで明るい曲調のイントロが始まり、追いかけあいながら、手に手をとって踊りながら楽しげに歌う二人。
ドレスをヒラヒラさせながらジョンを誘うスーザンのキュートな事♪
里奈ちゃんは本当に可愛いですね。
「剥ぎ取りたい、君のその素敵なグリーングリーンドレス」とちょっとセクシーな歌詞なんですが、二人の雰囲気がとってもいいです。
歌の最後の方、ジョンがスーザンを背後から抱き締めるシーン。
肩に置かれた手が腕をさするようにしながらゆっくりとウェストに回る仕草と目を伏せた耕史くんの表情にちょっとドキドキ☆
ラストは二人見詰め合いながら綺麗なハーモニーのあとキス。素敵です。

この屋上のシーンでは1990年代という時代背景をジョンが自分の感性で説明してくれるのですけど、毎回少しだけ違っているようです。
特にシュワちゃんの話の所。
大阪のソワレでは、マチネのあと耕史くんのFCイベントが1時間あったんですね。だからあまり休めなかったんじゃないかと思います。
珍しくセリフを噛んだジョナサンは、一瞬の沈黙の後、観客に向けて「もう一回いいですか?」と言って笑いを誘っていました。


★JOHNNY CAN’T DECIDE
「午前6時、スーザンは眠ってる。眠れない…」
「どこかで鳥が鳴いている。撃ち殺してやりたい」
スポットライトの中、淋しげに、諦めたように呟く。
ジョナサンの苦しみ。納得出来ない現実と夢の狭間で焦る心。
苛立ちや葛藤が眠りを妨げる。
そこへシーツを巻き付けた姿で現われたスーザン。
ジョナサンを案じつつも、「都会は疲れるだけ。どこか田舎で暮らさない?」と突然の告白。
ミュージカルを書くためにニューヨークを離れたくないジョナサンは驚き慌てます。

静かなピアノで始まるバラード。
ジョナサンのソロのあと、スーザンが加わりマイケルも加わって少し輪唱のような感じになります。ハーモニーがとても綺麗です。

『音楽が作りたいんだ。今この瞬間にも、みんなが覚えてくれるような曲を書きたいんだ!これからもずっと…死ぬまでそうしていたいんだ。』
ジョナサンの心の叫びに胸が熱くなります。


★SUNDAY
暗転した舞台、たくさんの人々のざわめきの中、オーダーを取る女性店員(里奈ちゃん)の元気な声が響き。
「窓際の席でよろしかったですか?」「オーダー入ります!」
細いスポットライトの中、エプロンを着けたジョンが浮かび上がります。

日曜日、昼下がりのダイナーはいつもこんな感じ。
「私はオムレツの黄身を抜いてって言ったのよ!それだからあなたは!」と怒る女性客。
いつもより割高なマズイスペシャルランチ、ぬるいオレンジジュースにベーグル、コーヒーは遅い。おまけに、店員とはいつまでたっても目が合わない。
それなのに、なぜ自分で作らない?とジョナサンが歌います。
里奈ちゃんとゲイリーさんの恋人同士のお芝居も面白いんですが、3人で「遅い~♪」「目が合わない~♪」とものすごく真面目な表情で声に強弱をつけながら歌うのと、その時の動きがとてもコミカルで面白いです。
「ブラ~ンチ!」というジョナサンの低い声に演奏の重低音が被さって終わります。


★NO MORE
新車BMWに乗ってマイケルの新居に向かう二人。
このBMW、コマ付きの椅子に二人並んで座り、手にサーチライトとハンドルを持っているというもの(^_^;)
止まる時には二人揃って首がガクンとなり雰囲気を出しています。
「シートを触ってみろ」とマイケル。
「あたたかい…なんと、この車はケツの温度が調節出来るらしい!」とビックリ顔のジョンが可愛いです。
マンションに着くと、「今リフォーム中なんだ」とマイケル。
まだ覆いが掛けられている部屋を、テーブルなどに布を掛け階段とセットの間にテープを張る事で表現しています。
二人はテープの柵を飛び越え、階段を登り、セット中を走り回りながら新しいマンションのイカスさまを歌います。

『NO MORE』というのは「もういい!」と歌詞が出ていました。
これまでの貧乏な暮らしに言っているんですね。
「もうキッチンでシャワーしなくていいね。君がコーンフレークをそばで食べてるのに」
「さよなら!ビルから出るのにホームレスを跨いでいかなくちゃ行けない生活」
「ハロー!馴染みのドアマン、新しいウォークインクローゼットに初めての食器洗い器」
「悪くないだろ?」「いい感じさ」と楽しげに歌います。

この曲は耕史くんもゲイリーさんもすべて英語で歌うのですが、ゲイリーさんはもちろん耕史くんも発音がきれいで二人とても息が合っています。
信頼しあっている親友同士。新しいおもちゃを手に入れた時のような子供のように興奮した喜び方が楽しい曲です。

歌詞がセットの上のほうに出ていたのですが、英語と日本語で浮かび上がったり斜めに出たり、雰囲気を壊さないカッコイイ演出でした。
歌詞も見たいし二人の様子も見逃せないし、私も目が忙しかったです。


再び場面はソーホーに戻り、ジョナサンのアパート。
二人乾杯して近況を話していると電話のベルが鳴ります。
電話はジョナサンの父親からで、彼の義理の兄が書いた脚本が売れたとかなんとか…
そこへ別の着信が入り、今度はジョナサンの事務所の社長ローザから。
今度のワークショップについて「あなたのミュージカルを観ておいて欲しい人何人かに電話しておいたから頑張りなさい」というもの。
社長のサポートを半分諦めていたジョンは嬉しさのあまり父親の電話を忘れそうになりますが、ゲイリーさんが隣で受話器を片手に覗き込んでくるので思い出します。
ここらへんのやりとりはとても楽しくていいですね。


★THERAPY
久しぶりに創作意欲が湧いてきたジョナサンがピアノに向かい作曲をしていると、また電話。
今度はスーザンからで「うちに来てケーブルテレビを一緒に見ない?」と。
作曲をしていたいジョンは気のない返事をして「今から地下鉄を乗り継いでバスに乗ってそっちへ行くのは遅いよ」「君がこっちにくれば?」と返します。スーザンは「私はもうパジャマだし、あなたは男なんだからあなたがこっちに来て!タクシーで来れば?」と。
でもジョンは「お金がない」と…
そして二人はちょっとした言い争いになります。

「それはつまり…」とジョナサンが歌い始めたと思ったら、これが凄い早口で舌を噛みそうな歌なんです。
輪唱のような掛け合い言葉のような。それに一方がスローなテンポでメインを歌っている時はもう一人が早口で少しおさえて歌い、それがまた逆になりと、とにかくコミカルで面白い曲です。
歌詞はどうしても覚えられませんでした(^_^;)ちょっと残念。

「なんかスッキリしたね」「なんかサッパリした」
「もう朝の4時はやく寝よう~♪」と二人同時に受話器を置いて曲が終わります。

このあっさりとした曲の終わり方が好きです。
そして同時に舞台が暗転し、次の場面へ。

四方八方から色とりどりのライトが当たり、迫力満点の演奏!
そんな中、ジョンとマイケルは車に乗ってある会社に向かっています。
「ブロードウェイでは相変わらず古臭いミュージカルが上演されていて、それを好んで観にくるやつもいる」と嘆くジョナサン。
「客席でキャンディを舐めるのを楽しみにしているご婦人とか…」
「ピリピリピリピリ!包み紙がうるさいんだよ!」と少々キレ気味です。
この時、耕史くんは客席の前のほうを意味ありげにじろ~りと眺め回すので、会場から笑い声が起こっていました(^_^;)

着いた所はマイケルのオフィス。
マイケルの薦めもあり渋々やって来たジョナサンは、皮張りのソファーやパリっとスーツを着こなしたビジネスマンを横目にマイケルと共にマーケティングリサーチに参加します。

本日の議題は「カロリーゼロ、脂肪分ゼロの食用油?のようなもの」
この場面では、ミュージシャンの人たち(ピアノ・エレキギター・ベース・ドラム)も参加して、里奈ちゃん扮するキャリアウーマン・ジュリーがテンション高く会議を進める中、空気を読まないジョンの発言でしばしば中断…
やる気のないジョンはこの商品に「スーパーウルトラデブ取りホイホイ」とネーミングして周囲の冷たい視線を受けます。

草津公演では、この場面、ジュリーの後ろにくっついてジョンがオフィスに向かうところで、耕史くんが里奈ちゃんの「先っぽにハートの飾り付きの指し棒を可愛く振る仕草」をずっと真似していて可笑しかったです。大阪ではなかったですね。


★REAL LIFE
マイケルのオフィスを自ら後にしたジョナサンは、マイケルの好意は嬉しいけれど「作曲家になりたい」という夢を捨て切れないのです。
マイケルにも「もう一度演劇をやらないか」と誘いますが、マイケルには自分で選んだビジネスマンとしての道があり、すでに成功して欲しい物を手に入れている現実があります。
「良い物に囲まれていると生きていると実感出来るんだ」
「これが俺のREAL LIFEだ」と。

甘く切ないゲイリーさんの歌声。静かなイントロ。
徐々に声量が増してきて、ジョナサンも加わり、あとからスーザンも入って3人で歌います。
レザーのコート姿のマイケルはとてもカッコイイです。
マディソンアベニューのビジネスマンの雰囲気バッチリです。
ゲイリーさんの日本語の歌詞は少し聞き取りにくいですが、そこは歌唱力で充分にカバー出来ていますね。


ここで15分間の休憩。
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by aquadrops | 2006-12-02 16:54 | Stage | Comments(5)