カテゴリ:Stage( 40 )

大好き。

これが3度目のHEWIG。


最初は期待と不安と緊張でいっぱいいっぱい。
2度目は大阪での一件もあり、どこか余裕がなくて…

そして今回。
今までで一番心の底から楽しめた気がする。




イツァークの声を受け、会場入りするヘドウィグ。

私の席はヘドが入ってくるドアの近く。

悠然と微笑みながら歩いて行くヘドを包む、みんなの拍手と歓声。

あったかいよ。
立ち上がって迎える。

だって嬉しくて仕方がないんだ。



ステージに上がったヘドが「TEAR ME DOWN」を歌いだす。

もう楽しむしかない!!










カーテンコールは3回。

最初はアングリーインチと一緒に出てきてみんなでお辞儀。

2回目。
タクちゃんと二人で出てきたコージ。
「ちょっと何か着ていいですか?」とヘドの衣装ミニ丈のジャケット(ピンクのワッペン?スパンコール?付き)をはおる耕史くん。
似合う!!
あの広い肩幅で似合うのが不思議。

今回は衣装が変わっていた。
ショッキングピンクと黒を基調として、羽飾りやスリットがたくさん入ったミニスカートだったような。
目が悪いのではっきりとはわからず。
でもとっても似合ってて可愛かった!
デザインが凝っていて斜めに切り替えのあるバックスタイルがとても色っぽかった。
手首とブーツにもピンクの飾り。
そして、その上にジーンズ生地のミニジャケ。
プラチナブロンドのウィッグに衣装が映えてとってもキュート。


去年の一件をさらりと話すコージ。
タクちゃんも「大阪に来れて嬉しい」と言ってくれた。
みんな、拍手拍手~


アンコール曲は「SUDAR DADDY」
タクちゃんもウィッグをいつの間にか取ってしまってる。
白いドレスでやっぱり男前に歌うタクちゃん。
この人のステージパフォーマンスは本当にカッコイイ!

~タクちゃんのソロはとにかくすごい。
声量に度肝を抜かれ、歌声に鳥肌が立つ。
「I Will Always Love You」を歌うタクちゃんの声は、会場全体に響き渡り辺り一面覆い尽くして天井から降り注ぐような、そんな感覚。
まるで歌声のシャワーだ。~

シュガーダディの台詞のところ。
なにやらアドリブ入れるタクちゃん。
コージヘドの身体と衣装とブーツを褒めてた?

オデコに十字のヘド。
肌の白さでオデコ全体が発光してるように見える。
タクちゃんに向けるお茶目な表情。
もう耕史くんに戻っている。
にこにこしながらジージャンが似合うコージヘドが歌ってる。

楽しい~!!

手を振って袖に消える二人。

でも拍手は鳴りやまない…



3回目。
現れた耕史くんは渋々という風を装いつつ出てきてくれる。
「本当にね。帰りたい人もいるんじゃないですか?」と言いつつ。
ごめんね。
大阪の観客はひつこいよ。
でも、こうでなくっちゃ!

ヘドウィグのことについていろいろ話してくれる。
内容はあんまり覚えてないけど…耕史くんの言ってる事は最初から少しも変わらないから、心の中にすとんと入ってく。


2度目のアンコール曲。
「TEAR ME DOWN」

盛り上がった~!


手が痛くなるくらい拍手して腕を振った。


タクちゃんが先に袖に消えた後、最後の最後まで手を振ってくれる耕史くん。
みんながあんまり熱心に手を振るので、耕史くん何を思ったか片手を大きくゆっくり振ると…
会場のみんながそれに合わせてゆっくり手を振る。

なんだか面白い光景。

「へぇえ~こうなるんですねぇ~」とやたら感心するコージ。
そして
「もう本当に最後ですから帰ってくださいね」というようなことを言ってたかなぁ。








会場を出る皆の顔が輝いている。
笑顔がいっぱい。

ああ、楽しかったな。



一緒に踊って、歌って、笑って笑って…
じーんとした。



やっぱりヘドが大好きだ。

観に来てよかった。



これからも、何度でも会いたい。
会えば、いつでもこの瞬間に戻れると確信した。





最高のライヴをありがとう。



次は東京。
みんな、楽しんでね!!
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by aquadrops | 2009-11-29 01:59 | Stage

おかえり。

2009年11月27日。

とうとう、私たちのヘドウィグが大阪へ帰ってきました!




待ってた、ヘド。
待ってたよ、アングリーインチ!!









しかし実は…
ドリアンの印象がまだ抜けてなかったし、日々の雑事に追われてちっとも盛り上がれてなかった私です。
耕史くんファンの方たちのブログを読んでは、自分とのあまりのテンションの差に淋しくなってました。

おまけに懲りない私はヘドまでの時間にマイケルの「THIS IS IT」を観に行っていました。
上映最終日の滑り込み鑑賞。
そして頭の中には「Billie Jean」「Beat It」が流れてて…
感じる事がたくさんありすぎて茫然としてました。


でも時間が迫ってます。
とにかく急いで大阪へ行かなきゃ。


乗り慣れない地下鉄で厚生年金へ。
暗くて目印がわからない。
迷いました…

なんだか疲れた。
こんな状態で本当に楽しめるのか?とちょっぴり不安を抱えながら、パンフレットをゲットして…
席に着く。

私の席は9列目右寄り。
ヘドも耕史くんもミュージカルも初の娘と観るには観易い良い席でホッとしました。


会場は2階席まで満員。
開演前のざわめきが耳に心地いい。

ドキドキしてくる。



いつものように、舞台上に描かれたハンセルの絵。

スモークが辺りをうっすら白く霞ませて…
ステージ上で輝くHEDWIGのロゴが、目の奥に染み入るようにキラキラ。



なんだか懐かしい。

ああ、帰って来た。






やっぱり来てよかった。
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by aquadrops | 2009-11-29 01:53 | Stage

愚かで美しいきみ。

開演間近、ドクドクと音を立てる心臓を宥めながら周囲を見回してみる。

陽炎の辻の影響だろう。
初老のご夫婦や白髪交じりのご婦人が目につく。
間違いなく、年齢層が以前よりも上がっていると思われる。

私の少し前には、30代になるかならないか位の男性の二人連れ。
サラリーマン風の白いシャツの男性もちらほら。
若い娘さんと50代位のお母さんという組み合わせも。

こうやって客層を見るのは、観劇前の私のちょっとした楽しみでもある。



舞台に目をやると、剥き出しの鉄の階段とバルコニーのような部分が見え、頭上からひと筋の白い光が月光のように射し込んでいる。

客席に流れる陽気な「Stand by me」
ひっそりと静まり返る舞台。
ステージの上だけが、切り取られた別世界。

何が起こるのだろう…



開演。
前嶋さんがピアノの前に座り客席の照明が落ちる。


頭上から巨大な肖像画の額が不気味なオーラを纏いながら降りてくる。
静まり返った舞台の右端、踊り場の袖から現れたドリアン。

銀色の髪。
白い顔。
キラリと煌めくのは…右手に持ったナイフ。

ゆっくりと階段を降り、首をめぐらせながら肖像画の前に立つ。
そろりと手をあてる。まるで愛しげに…
肖像画の周りをぐるりと回る。

ゆっくりと逆手に持ち替えるナイフ。
そして、刃を突き立てる!
何度も何度も。


うなりをあげる重低音。
息苦しいほどの濃密な空気。
遡る時間。















「ドリアン・グレイの肖像」
とてもとても良かったです。

ドリアンが肖像画と相対する時、襲ってくる不協和音。
その度に寒気を感じる私。
圧迫感に心臓がドキドキと音をたてて苦しい。


「神は馬小屋でお生まれになった。だとしたら女神もこういう所に居るのが道理ではないですか?」
そう言ったドリアン。
彼の身勝手な愛着は、ジュリエットの魂とシビルの命を奪い去る。

美しい顔を持つ無知で残酷な情熱家。


ラヴェル。
ヘンリー卿と初めて会った日に、かつての純粋で無垢だったドリアンが楽しげにくちずさんだ曲。
時は過ぎ、罪を重ねるたびに彼はまたこの曲を歌う。
柔らかな声の裏に隠しているのは懺悔?それともただの懐古だったのだろうか。


自らの保身を謀ってアランを罠にかけるドリアン。
無心を装い、真綿で絞めるようにゆっくりとカードを切っていく。
姿勢や口調ががらりと変わる瞬間…
柔らかい物腰でこともなげに行う忌むべき所業。



忘却を買うためにやってきたアヘン窟。
姉の仇と命を狙われ命乞いする無様なドリアン。
「助けてくれ!いやだ、死にたくない…」

ひざまずいていたその顔が助かる術を思い付いた時の…
不意に上げた顔に浮かぶ小さな笑い。
ゾクリとした。



二人もの人間を陥れ殺めた深い罪。
そしてドリアンは肖像画の前でこめかみに銃をあてる。

苦しいのか?
苦しいんだろう?
どれほど保身を図っても、胸が痛まないはずはない。

見詰める私の心が彼にそう問いかける。

カチリ。
小さな音。
たしかに引鉄を引いたのに…

自殺すら許されないのかと、自分を嘲笑うドリアン。
救いの手はなく、見ているのが辛い。



ヘンリー卿に「善人になるのだ」と宣告するも、否定される。
全てを話せば分かってもらえるかもしえない。
でも話すことは出来ない。


憎むべきは…あの肖像画。

彼は過去を、もうひとりの自分を殺す。








終演。


暗転の後にまっすぐな姿勢で現れたのは、銀髪にドリアンの衣装を着た山本耕史くん。

いつもの飾らない笑顔。

その笑顔に私は心底ほっとして、夢から覚めたことを自覚する。


今まで観ていた夢は悪夢だった?
いや、ドリアンは哀しいほど美しかった。

立ち姿も椅子に座る仕草も。

瓶からお酒をグラスに注ぐ。
蓋をしめる。
指輪を嵌め、それを見せる。
本を片手に寄りかかる。
本を閉じる。
引き出しからナイフを取り出す。
そんな仕草まで。

全てが完璧で洗練されていて美しかった。




哀しいほどまっすぐに、ずるくて残酷で痛々しく、そして綺麗だった。
相反するきみ。
魂が安らかであればいいと、センチメンタルな願いを込めて。

ドリアンに関わられたキャスト、スタッフ、全ての方々に。
お疲れさまでした!

また再演があるなら、必ず観に行きます。
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by aquadrops | 2009-10-04 23:55 | Stage

夜の翼がひらめくとき

美と退廃。
この対極なるものを表裏一体な存在として生み出した詩人の心。
そこにはどんな葛藤や望みがあったのだろう?
それともただ気まぐれに斬新なアイデアを具現化するべく筆を走らせただけなのだろうか?

1854年に生まれたオスカー・ワイルドの想いに遠く胸を馳せ、もし彼が現代に生きていたとしたらどんな作品を文章にのせて描き出すだろうと、そんなことをふと思いながら原作を読み返しています。


原作に対して感じるものも舞台を観る前と観た後とでは随分変わりました。
ドリアンがヘンリー卿の言葉によって変わっていったように、人の心は容易く変わってしまうもの?
それもいいのかもしれない。

今は、ヘンリー卿の哲学のような逆説を少しだけ味わえるようになりました。
言葉の持つ意味、隠れた真理。
表現の奥底にある矛盾のような真実。
深いです。



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さて、『ドリアン・グレイの肖像』兵庫公演から1週間経ちました。


三日間の刺激的な夢は終わり、戻ってきた日常をいつものように暮らしています。

でも、ふと立ち現れるあの時代、あのイギリスの夜の帳が記憶を呼び覚ます…


青白い月光と揺らめくランプのかすかな橙色。
霧に煙る怪しげな魔窟の匂い。
巨大な肖像画の額縁はそれ自体が生き物のようで神々しいまでにおぞましく。
銀色に煌めくナイフが目を射るたびに心臓が音を立ててわめきだす…

ドクン、ドクン、ドクン…



「化け物みたいな夜の翼が鉛色の空気を纏ってぼくの周囲を飛び回っているような気がする!」
そんな妄想に苛まれるほど…

孤独だったに違いない。
恐ろしかったに違いない。

心の中は焦燥と慙愧が渦巻き、友人に助けを求めるすべも思い付かないほどに。

そして、負の感情全てが「もう一人の彼」に刻まれていく。





ドリアンが狂おしく求めたものは一体なんだったのだろう。
彼が何事にも懸命であったことだけは確かだけれど…
美と永遠の若さを手に入れても、引き換えに失ったものは数知れず二度と戻る事はない。
強い自己愛に駆られた結果思うがままに罪を重ね、「快楽とは人を愛することだ」と言いながらも、彼が真実人を愛したことがあったのだろうか?

ヘンリー卿が探ったドリアンの出生の秘密。
答えはそこに隠されているような気がします。

祖父によって父を奪われ母のぬくもりを知る事もなく、後見人となったその祖父はただ遠く。
華やかなサロンやパーティで人々の注目や羨望を集めたとしても。
富と名声は子供の心を育ててはくれない。

親でなくてもいい、たった一人きりでいい。
子供には無償の愛情を与えてくれる存在が必要だと思うから。


ドリアンがひたむきに追い求めていたものは…
それは「愛されたい」というごく普通の、痛ましいまでに強い願いだったんじゃないか。
そう思えてなりません。

簡単で当たり前なものほど目の前にあっても気付けず、失くしてからその大切さを思い知る。




100年以上前の貴族社会も現代も、世の中の流れは早く移ろい易くとも、人間の本質はあまり変わってはいないのかもしれません。
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by aquadrops | 2009-09-18 21:09 | Stage

待ちに待った日

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「ドリアン・グレイの肖像」兵庫公演。


久しぶりの舞台。
初めてのストレートプレイ。

銀髪の貴族。
享楽主義者。
放蕩、退廃、悪徳。
自己欺瞞と良心の呵責。

輝ける青春と呼ばれた青年が辿る道。
登れども登れども、足もとに忍び寄る醜悪な血の匂い。
そして彼は堕ちていく。


原作や公演情報からくみ取ったいくつかのキィワード。
自分なりに並べてみるだけで少しドキドキします。




今回は特に、なるべく情報を入れず先入観なく真っ白な状態で観ようと思っています。
いろんな方の感想や日記を読みたい。
でも、今回だけは読まずにいます。
話に付いていけないのが寂しいけど…
もうちょっとの辛抱です。




世田谷パブリックシアターの劇場ブログに、ドリアンが口ずさむ曲があると書かれていました。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
どんな情景を背にドリアンはこの曲を口ずさむのか。



スズカツさんの演出と豪華な実力派の共演者の方たち。
そして耕史くんの演技に三日間浸り切りたいと思います。
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by aquadrops | 2009-09-11 13:07 | Stage

蒼い瞳の中にあるもの

老醜を刻み渇いた肌は厚く爬虫類を思わせる。
その真ん中で、腫れぼったく虚ろな眼孔がうろんげにこちらを見つめ深い蒼を湛えている。

静けさを装ったその瞳の中にあるものは… 
一体なんなのだろう。


善と悪。
美と醜。

純潔と汚濁。
真実と偽り。


一枚の肖像画の中に息を潜めている「恐るべき秘密」とはなんなのだろう。
躊躇いつつも強く惹かれる。
すべてを知りたいと…


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ドリアン・グレイの肖像』のフライヤーが公開されました。

目に焼きつくような不気味な瞳の中にドリアンがいます。


演出のスズカツさんから、残酷・悪・耽美というキィワードが明かされています。

今、原作を読むべきか読まずに舞台を観るべきか、迷っています。
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by aquadrops | 2009-06-02 18:11 | Stage

念願の…

みなさんもうご存知だとは思いますが。

秋の舞台、『ドリアン・グレイの肖像』のイメージが朧げながら見えてきました。

そういえば、

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)

ワイルド / 光文社

原作をまだ入手していません。早く読みたい。

ヘドともジェイミーともまるで違う、今まで見たこともない物憂げな顔をした青年が暗闇に立っている。
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(注)世田谷パブリックシアターのサイトより写真をお借りしました。

すっと通った鼻筋と翳のある頬から顎にかけてのライン。
少し伏せた目と口元の指が内面に抱えている何か狂ったものをほんの少し感じさせているような。
なんともいえないこの表情が本当は何を秘めているのか…
興味をそそられます。


陽炎の辻もパート3まで続き、抑えた磐音さまの演技の中で耕史くんがきっと得ただろう大きなものが舞台の上でどんな風に現れるのか。

舞台が始まれば、ドリアンの世界に取り込まれてきっと目を凝らして見詰めるしかないんだろうなぁと、今はそれしか頭に浮かびません。

早く会いたい。
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by aquadrops | 2009-05-14 18:04 | Stage

LIVE in STAR DANCE

今日は息子のライブに行って来ました☆
ちょっぴり浮いてるような気がして、始まるまで落ち着かなかったですけど、友達と二人で楽しんで来ました♪
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仕事や学校やバイトが忙しくて練習する時間もあまり取れなかったはずだけど、みんな頑張ってました!
今回はオリジナル曲も聴けたので良かったです。
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それにしても…
ワンドリンクにモスコミュールを飲んだら、帰り道でちょっと足元が微妙にあやしく(@_@;)
顔もちょっぴり赤い私(^_^;)
弱過ぎ!
晩ごはん前だったからね。

久しぶりのお酒は効きました!
でも気持ち良かった~♪



一人テスト勉強で家に残った娘が気になったので早目に抜け出しましたけど、やっぱり生のライブはいいですね。
心臓に響く音が心地いい!
耕史くんの舞台かライブが待ち遠しいです♪
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ちなみにうちの子はボーカルの女の子の真後ろでドラムを叩いてます。
写真撮れなかったけど、まっいいか。
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by aquadrops | 2008-10-20 00:37 | Stage

LOVE HEDWIG

前置き。
曲順、言葉、全て曖昧な私個人の記憶によるものです。
違っているところがたくさんあるかと思いますが、どうぞご容赦くださいね。

**************************************



いつもは左端にセッティングされていた楽器。
今日は舞台後方にずらりと並べられている。
左側にキーボードとベース、中央にドラム。右側にギター。

天井の絵は同じだけど、左右と舞台後ろの絵が違っていたと思う。



混雑していた為か少し遅れて開演。

バンドメンバーが両手を挙げながら入ってくると一気に盛り上がる会場。
歓声と拍手、そしてスタンディング!!

登場したのは、ソムン・タク。
♪1曲目♪
セクシーな真っ赤なドレスのタクちゃんは持ち前のパワフルな声量をいきなり響かせてくれる。
ヘドウィグのモノローグの中に出てくる60年代の女性歌手の曲。
歌い終わるとMCに早変わり。

「望月中~!!」
とえりかちゃんを紹介。大爆笑!!
タクちゃんは天然か?

♪2曲目♪
えりかちゃんのソロ。
これもヘドウィグに出てくる60年代女性歌手の曲(忘れた)
えりかちゃんは明るい金色の髪、白と銀色の衣装で手足が長く、まるでバービー人形のよう。
高めでクリアないい声。
うん!RENTのモーリーン役似合うと思う!

続いて中村中!とMCタクちゃんまともに紹介。
声がかかるなか、中ちゃんが出て来た瞬間どよめく会場。
シャープなアイメイクに小悪魔的な衣装。
細身の身体に渋い豹柄?のようなストールが妖しさを醸し出す。
綺麗なのにカッコイイ!

♪3曲目♪
キーボードの弾き語り。
同じくヘドウィグに関係する曲。
久しぶりに聴いた中ちゃんの歌は独特の持ち味があり、しかも演奏が凄くいい。娘に聴かせたい。


中ちゃんの曲紹介のあと、えりかちゃんの曲を紹介していなかった事に話が至り、「聞かなかった事にして」とあっさりスルーしようとするタクちゃん。
ほんとに憎めない人だ。
えりかちゃんの名前を間違えたのは、タクちゃんでさえも緊張していたのかな。それもまた可愛い。

大阪公演の話になり、「迷惑をかけた」というタクちゃんに、「急な代役で大変だったでしょって言われるけど、逆に本当に楽しくて幸せでした」と返すえりかちゃん。
抱き合う三人。会場からも拍手!!
三人イツァークの心はひとつ☆
この絆を出来ることなら関西に持ち帰りたいと願う私。


タクちゃんがマイクの前に立ち、イツァークの語りがあの低めの声で始まる。
「1961年ベルリンに壁が建てられた。あらゆるものの境界線として立ちはだかる壁。男と女…
…だがその前に、忘れちゃならないことがある!!」
キッと、遠くを見る視線。
「Ladies and Gentlemen…  HEDWIG!!」

客席横の扉から登場したのは…コージヘド
大歓声!!オールスタンディング!
手を振る人、飛んでる人、人、人、人の頭の向こうに、ヘドの金色の頭がゆっくりと舞台の方へ移動していくのが見える。


♪4曲目♪
『TEAR ME DOWN』
頭のてっぺんから足元まで、いつものコージヘド。
キラキラしたラメのシャドゥに真っ赤な唇。細い眉。
ゴージャスなウィッグはプラチナブロンド。
ネオンのような、壁を模したマントを広げ歌い出す!

マントを翻しながらマイクスタンドを中心にくるりと回り。
蝶のようにはためかせる。
イツァーク三人にヘドひとり。なんてゴージャス

歌い終わると、MCはヘドにバトンタッチ。
「サンキュー!熱烈歓迎はこうでなくっちゃ、あたしがヘドウィグ。そしてバンドアングリーインチ、よろしく!!」
「今日はなんでこんなに集まっちゃってるのかわかってるけど…みんな、ジョンに会いたい?」
コージヘドの問い掛けに、会場からは拍手と歓声が返る。
「じゃ、呼ぶわよ~、ジョ~ン!!」

舞台袖から元祖ヘドウィグ、ジョン登場。
黒いぴったりした衣装の裾は斜めに大胆なカットが入り、黒いブーツに赤いタイツの出で立ち。
もちろん髪はブロンドウィッグ。
華奢な肩や腰。細い足。
小作りな顔の中に綺麗に並んだ目鼻立ち。
この人いったい何歳なんだ??
可愛すぎる!!

コージヘドの水吹き攻撃は細かい霧みたいですぐ乾くけど、ジョンの水吹きはかなりストレート。
あれは濡れるね~(@_@;)
何食わぬ顔で「sorry!」と言いつつ、またかけるジョン。お茶目!


♪5曲目♪
『ORIGIN OF LOVE』
ところどころアレンジして歌うヘドウィグジョン。
三人イツァークのコーラスも綺麗。
やっぱりこの歌は胸に響く。
そして本物が目の前で歌っていることに、ただ呆然と立ち尽くす。


♪6曲目♪
『ANGRY INCH』
二人のヘドウィグがお互いに振り付きで歌うこの迫力!!
マイクスタンドでANGRYINCHを表現する二人。
飛ぶし跳ねるし、寝っ転がるし!
並ぶ二人の伸長差はどれくらいだろ?
10センチ以上、15センチ未満といったところか。
線の細いジョンへドに比べ、コージヘドのデカさといったら!
肩幅と胸の厚みでジョンを押し潰しちゃえそうだ。
でも、反対に終始ジョンがリードする形でコージヘドを好きなように転がしてる感じ。
なんだか危険だ!押し倒されてる~
どういうわけか足が見える!何が起きてるんだ?
見えないけど、とりあえず踊るしかない。
振り上げる拳、早い手拍子。
会場の熱気は最高潮!
激しいよ!!



歌い終わって「I'm old」とかなんとか言いながら袖に引っ込むジョン。
MCコージヘド曰く
「正直あんなに動くとは思わなかったわ。ちょっとびっくりした」

三人イツァークの所へ行き、「望月あたる」と嬉しそうに指摘するヘド。
イツァークをひとりずつ紹介。
えりかちゃんのところが聞えなかったので割愛。
「こちら、あたしの下僕。…やっぱりイツァーク。中村中!」
会場拍手!
「そしてあたしのゲス男。…やっぱりイツァーク。ソムン・タク!」
「あたしのバンド、このバンドどう?」
会場大喝采。


♪7曲目♪
『SUGAR DADDY』
「あたしをアメリカに連れてって~!」
膝を折り、星条旗を肩に着せ掛けてもらうヘド。
恭しい仕草に見える。
肩の所でうまくたくし上げ。
つま弾くギターのリズミカルなイントロ。

今日のグミBEARは袋入り。どっさりあるよ~!
掴んでは投げ、あちこち投げまくるヘド。
遠投もあり。
かなりストレートに飛んでくクマさんグミたちがライトにキラキラ透けて見える。

タクちゃんとコージヘド。
楽しそうに踊る二人。
バンドメンバーの所を回り、グミを一つずつ食べさせる。


♪8曲目♪
『WIG IN A BOX』
コミック柄の長めのジャケットを着て出てきたヘドウィグジョン。
後ろを向いて、観客にジャケットを披露してくれる。
丸椅子に座り、「みんな座って、疲れたでしょ」と言葉を掛けてくれる。
タクちゃんが通訳してくれたかな?
コージヘドの通訳もあったしうろ覚え。
二人のヘドウィグが英語で会話してるところは不思議な光景。
でもあったかくて幸せなムードが漂う。

この曲の出だしが凄く好き。
ジョンの柔らかい声が響く。
これも、少々アレンジあり。
CDと違っててとっても新鮮。

後半のアップテンポのところ、ジョンは客席に降りて来ていたような気がする。
「年寄りだから」を連呼してるけど、十分元気だよ。

でも、「疲れた」と言ってまた袖に消えていくヘドウィグジョン。


MCのコージヘドはジョンが消えたのを見届けてから
「今日はどんなテンションでやったらいいのかな。あたしも正直困ってるの」
「あ、今、かなって言っちゃった!かしらだったわ」
と一人でツッコミ訂正。
「耕史くんここは適当につないで、って言われてもね」
「それって結構プレッシャーだったりするのよね」
ぼやくヘド。
ちゃんと笑いを取りつつ上手くやってるから大丈夫!

「あんたがここに居るってことはなんかやってくれるのね?」
とタクちゃんにふるコージヘド。


♪9曲目♪
『I will always love you』
ヘドウィグのストーリーの中で、トミーの作曲中に隣のビルの窓から漏れ聞えてくる歌がこれ。
「愛って永遠なの?」と聞くトミーに、ヘドは「この歌は永遠」と答える。

タクちゃんのソロ!
物凄い声量。
自在な声域。
惚れ惚れと聴く。
青いライトの中、浮かび上がるタクちゃんの姿。
歌姫という言葉はこの人の為にあるんだと思う。
身体の細胞にまで染み渡るような圧倒的な歌。
降り注ぐ声。
タクちゃん大好きだ!


この辺りから曲順がはっきりわからないので間違っていたらごめんなさい。

♪10曲目♪
中ちゃんソロ。
オノヨーコの曲だそう。
黒の官能的な衣装で中ちゃんが歌う媚惑的な歌。
この曲は面白い。中ちゃんにピッタリだ。
一般には透明感のある歌声が知られているけれど、どこか人を惑わす倒錯的な魅力も兼ね備えている自在な変化を見せる人だ。


ここで、「あたしもちょっと歌わせてもらっていいかしら」とコージヘド
♪11曲目♪
『スターマン』
デヴィットボウイの曲だそう。
ヘドの格好で歌ってるけど、カッコイイ!
そういえば、口を突き出すいつものクセが今年のヘドでは出てないなと何故かこの時思った私。
ヘドウィグには似合わないもんね。


アングリーインチのメンバー紹介。
それぞれ本名で。
「クレイジーギター、アサイヤスオ!!」
「クレイジーベース、DAI!」という風に。


♪12曲目♪
『WICKED LITTLE TOWN』ヘドウィグバージョン
シャギーなウィッグと赤いミニの衣装に着替えて出てきたヘドウィグジョン。
とにかく可愛い!!
黙ってトコトコと舞台中央まで来ると、横を向いて力を抜いて見せる→お腹がぽっこり
グッと力を入れる→お腹すっきり
これを何度か繰り返して笑いを取るジョン。
本当にお茶目。
この人のユーモアのセンスはそのままヘドウィグに重なると思う。
ヘドウィグの魅力はジョンの魅力なんだな。
だからこんなに夢中にさせるのかもしれない。

丸椅子に座って歌うヘドウィグジョン。
その後方の椅子にはコージヘドが静かに座っているという不思議な光景が、曲の間目の前に展開されている。
コージヘドは視線をゆったりと動かしながらちょっと物憂げな表情で…
静かに佇む。なんともいえないムード。


♪13曲目♪
『LONG GRIFT』
DAIちゃんによる歌。
流行り目治ったのね。サングラスをかけていないDAIちゃん。

曲の間、ウィッグを被ったままのヘドとタクイツァークが並んで座ってコーラス担当。
曲中、デカイ頭をタクちゃんの肩に無理やり押し付けるようにして乗せるコージヘド。
体勢が苦しそうだけど、可愛い仕草。
コーラスの声もデカイよ。


♪14曲目♪
『HEDWIG’S LAMENT』
ヘドウィグジョンによる歌。
ピアノがいつもより独創的だった気がする。
ジョンの声とピアノが絶妙で、じっと聴き入ってしまう。



♪15曲目♪
『EXQUISITE CORPSE』
最初はジョンだけだったところへ途中からコージヘドが加わったと思う。

赤い光の乱舞。
耳に木霊する重低音。

メイクを乱暴に拭うコージヘド。
表情が痛々しくてドキッとする。
そしてウィッグを脱ぎ捨てる。
横合いからジョンが耕史くんの服を手加減無しに引き剥がして引き倒す。


音が消え、静まる舞台。

半身を起こした二人。
ライトの中、コージの前髪をグッと掴み顔を上げさせるヘドウィグジョン。
一度観客の方に顔を向けさせてから、前髪を掴んだまま額に銀の十字を描く。

そうか、これはトミーなのか。



♪16曲目♪
『WICKED LITTLE TOWN』トミーバージョン
静かに立ち上がり、耕史くんが歌うトミーとしての歌。
ヘドウィグへ贈る別れの歌。

ヘドウィグとしてジョンは背中を向けたまま。

「Good-bye wicked little town」


♪17曲目♪
『MIDNIGHT RADIO』
舞台の中央、二つ並べた丸椅子。
向かってジョンが右、耕史くんが左。
ギターを準備する、耕史くんのはだかの胸に触るジョン。
網タイツの破れた足も触って「cute!」とにっこり。
律儀に通訳する耕史くん。「可愛いねって」 …はいはい、アナタのことね(^_^;)

バックの演奏はなし。
耕史くんのアコギのみ。
二人で歌うMIDNIGHT RADIO
いつもと違う、透明感のある歌。
シャウトするところも今日はしっとりと。
「Lift up your hands」の部分。
客席全体を挙がったみんなの手が埋め尽くし揺れている。

歌い終わった二人はお互いに向き合ってハグ。
耕史くんの頬にkissするジョン。
熱烈なジョンと子供のように無邪気な笑顔の耕史くんがそこにいる。




拍手と歓声に、バンドメンバーとキャスト全員が出て来て、ジョンと耕史くんを中心に肩を組む。

1階はもちろん2階席も、満場の客がオールスタンディングで贈る拍手。
全員で一礼して、袖に消える。


拍手はもちろん鳴り止まない。
大きくてもばらばらの喝采だったのが徐々にリズムが合いはじめ、リズミカルな拍手が続くと、ライトが点いて…
現れたのはジョンただ一人。

マイクの前に立ちおもむろにアカペラで歌い始めた曲。
それは…
「赤い靴~履いてた、女の子~♪」と、なにやら古い曲。
何番まであったのかわからないけど、多分全部歌ってたと思う。
私も殆ど知らないって!

ヘドの世界に歌詞が似ているんだそうだ。
日本語の歌詞を完璧に覚えてたジョンにびっくりした。



カーテンコール2曲目は「MIDNIGHT RADIO」
キャスト全員で!
客席もオールスタンディングのまま(というか殆ど座ってないと言った方が早い)大合唱。
気持ちいい~

みんなが挨拶をして袖に消えても、まだ拍手は鳴り止まない。
しばらく待つと、またもや点くライト。

「またいつか、ヘドウィグとして帰って来たい」と耕史くん。
正直者の耕史くんが言う言葉、もちろん信じて待ってるからね!

カーテンコール3曲目は「SUGAR DADDY」
それを聞いた瞬間「ええ!?」とテンション下がるジョン。
「嫌なんだって」と律儀に通訳するコージ。
お茶目と天然さん。

やっぱり盛り上がって終わりたいよ
踊って跳ねて一緒に!

ラスト、ジョンが客席に下り通路を走り出す。
ちらっと見やった耕史くんも反対の通路へ!
私の横、約2メートルくらいのところをゆっくりと走り抜けていく。
白い顔にキラキラと残るラメの痕。
髪が明るい色に変わっている。
まるで白人の子供のよう。

並んで立つジョンと耕史くんを見て、どういうわけか白人の母子みたいだと思ってしまった。

最後は全員で肩を組み、客席に向かって一礼。




終演。


夢のような時間だった。
今でも本当にあったのだろうかと信じられない気持ち。

最後のジョンはhugとkissの嵐だったな~
みんなにkissしてた。
きっとジョンも嬉しかったんだと信じてる。
私たちはもっともっと嬉しかったけどね!!

チームヘドの絆は、2008年また一段と深く強くなった。
その場に立会い、共有できたことがこんなにも嬉しく、ヘドウィグツアー終わりの淋しさを感じさせない。

ありがとう、ジョン。
ありがとう、ヘドウィグ!
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by aquadrops | 2008-06-23 19:31 | Stage

ヘドウィグがくれたのは…

そう、タオルハンカチ!!
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きゃ~♪ みなさんごめんなさい!!
なんか…ドジなお手伝いをしたのは私でした~(@_@;)


実は私の席は一列目。
でもセンターだと知ったのは、出発する前の日でした。
大阪の厚生年金と間違えて、座席表を見てたんです。

そして着いたらば、まぢでど真ん中。 ひぇえ~!
あまりの緊張に席を動けず…お友達を探しに行く余裕も携帯を見る余裕もありませんでした。



あのニワトリ。
結構太いんですよね~
んでもって、本物っぽくブツブツもあったような気が。
ちょっぴり見た目気持ち悪…

握力20の私にはちょっと固かったのか。
コージヘドに「ちょっとちょっと」と手招きされて、その目が私を見ていることに一気にパニック状態に陥ったからなのか。
どうしたらいいのか訳がわからなくなってました。
だってね。
あの目に見詰められたら無理でしょ~(>_<)

最後にコケ~ッと一発鳴かせたらよかったんですよねぇ。
何も考える余裕もなく…
なんか三回くらい鳴かせてたような気がします…

コージヘドは微妙に困りつつ笑ってたような気もする。
ヘド「ここ、押して、そう、押して!」
私「こう?こうかな?」「あれ?あれ?」
そんなやり取りをしたような気もする。

結局全く回りの音もお客さんの反応もわからないまま、席に戻ったんですが、どんな感じでした?
誰か教えてくださ~い!!


タオルを貰う時も、ヘドが渡すフリをしてちょっと意地悪でした。
ヘドはすごく楽しそうだったような気がする…
でも私はとっても困って「ええ~?」と言ったような気がする。
貰ってからお礼だけは確か言ったと思う。


結局何も覚えてないやん。


もらったタオルには、うっすらとコージヘドのメイクがついてました。
きゃ~♪♪
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by aquadrops | 2008-06-17 19:17 | Stage