父の皮靴

めまぐるしかった11月も終わりに近付き…
まだ身辺はゴタゴタしていますが、何とか毎日仕事をしつつ。
最小限の家事とあとはだるくて横になってるともう夕方。
一日って早いですねぇ。



悩み事を相談しようかどうしようかと迷って会いに行くのを先延ばしにしていたら、先日父が亡くなってしまいました。
腰がちょっと痛いと言っていたのと、もしかしたら肺にもガンが転移しているかもしれないと言いながらも好きな煙草を辞められずにいた父。
急でした。
煮物を父の分も作って、器に取り分けて。
あとは持って行くだけだったのに…どうして行ってあげなかったんだろう。

実は来年の春には父と一緒に暮らそうと思っていたんです。
料理を作って、掃除も私がして、もっと楽をさせてあげたかった。
後悔しました。


私が思春期の頃、父は酒癖が悪く、毎晩飲んで帰って来ては大声を出したり母に当たったり。
そんな父を見ていたくなくて、家を飛び出しては門の外によく座っていたなぁ。
「お酒」に対して憎しみを感じるほどに嫌いだった父。
私が高校を卒業すると同時に、母ときょうだいで父の家を出たので、それからはずっと一人暮らしだった父です。
でも、孫が出来てからは優しいおじいちゃんに変わっていました。

お通夜の夜、弟と二人父の傍でたくさん話しました。
「お父さん、いろんなことがあったね。
これからは夜もゆっくり眠れるね。」


今年の父の日に私がプレゼントした皮靴。
履き込んだ皺を刻んで、玄関にきちんと揃えてありました。
喜んでくれたのかな。



命って短いもの。
身近な人をどうぞ大切にしてくださいね。
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by aquadrops | 2008-11-30 22:36 | Monologue