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ステラに思う。

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先日発売された「NHK情報誌ステラ」は土曜時代劇「陽炎の辻2特集」

表紙は、黄色く霞んだ一面のひまわり畑の前で微笑む磐音。
カメラマンの言葉に「笑顔の奥底に秘められた磐音の悲しい過去をも表現したいと考えた」とのファンにとっては嬉しい言葉があります。
そう、やっと。
「磐音が帰ってくる!」



まず、原作者佐伯泰英先生のインタビュー。
読んでるうちに泣けてきてしまいました。

佐伯先生はきっとこのドラマをあたたかい気持ちで見守って下さっているんじゃないか。
ヘドウィグの舞台に届けられていた桜とひまわりの大枝が、先生の優しい視線を表しているように勝手に推測していた1年間。

でも実際にこうして文字で読むとたまりませんね。
「山本磐音の魅力が大きかった」
なんて嬉しい言葉でしょう。
一ファンでしかない私が感じていたことと変わらないものを先生も感じて下さっていたなんて、こんな嬉しいことはありません。


佐伯先生のインタビューの中にある「新しいものを目指してほしいし、それで失敗したとしてもまったく構いません」という言葉。
磐音の懐の深さと内に秘められた豪胆さは佐伯先生の資質が文字を通して乗り移ったのかもしれないと、そんな風に感じました。



そして。

「新しい時代劇」への挑戦。
最初から陽炎の辻にはそれがあったんですね。




居眠り磐音に、もうすぐ、会えます。

by aquadrops | 2008-09-06 02:53 | Monologue