6月の終わりとともに。

6月末の日曜日、兵庫県南部は雨が降ったり止んだりで随分と蒸し暑かったです。
汗っかきの私には嫌な季節だなぁと思っていたんですけど、昨日は気温が低めで風が少しありましたね。
今日もいいお天気だけどカラッとしていて日陰はひんやり、朝晩も涼しくて過ごしやすいです。
ずっとこれくらいの気温だったらいいのになぁ。

PTAや引越しなど、一つずつ大事な用件や雑用も片付きつつあり気持ちもスッキリ。
今日からもう7月、夏ですね~

6月の終わりと共に怒涛のようだった私のヘドウィグ月間が終わろうとしています。
自分の心の動きが目まぐるしく変わっていたこの1ヶ月間を思うと、ちょっぴり淋しくはあるけれど清々しい気分。
この数ヶ月、ワクワクどきどき☆☆忙しかったなぁ。
でも楽しかった!


さて。
それにしても、なんでこんなに「HEDWIG」に夢中になるんでしょうね?
少し、自分の心の中を整理してみたいと思います。

映画も舞台も観てない人にとっては「どこがそんなにいいの」となるんだろうけど、「音楽がいい」ということ以外はあまり上手く説明できないんです。
外見の派手さだけを見ると引いてしまいそうだし。
複雑な生い立ちや特異な時代性、性転換の経緯も、ごく一般的な感覚からすると想像し難いのかもしれず、共感するのは難しいのかもしれない。
実際、ヘドウィグを知らない友達にストーリーを少し話したら、かなり驚かれたというかちょっと引き気味な反応でした。

あの時代、生きるために恥も外聞も捨てて、滑稽でさえあるほど必死に前だけを向いているしかなかったのかもしれない。
当たり前のように平和と安住を手にしている私には想像することしか出来ません。

でもヘドウィグは真っ直ぐ前を向いているんです。
考え無しの浅はかな行動も法に触れる一歩手前の執着も、ヘドウィグの魅力を減らすものではなく、過去の出来事を皮肉とユーモアで捌いてみせる語り口の小気味良いいこと。
そんな開けっ広げな明るさの中に滲み出てくる痛々しいまでのトミーへの想い。
それはきっと真実。
ヘドウィグは、一見破天荒な生き方に見えるけれど、ただ幸せになりたいと願っているだけの、ごく普通の人なんでしょうね。

物語のラスト、派手なメイクと衣装で武装していたヘドウィグが、全てを拭い去り鎧を捨てて見せてくれた再生のかたち。

生きるって綺麗ごとじゃない。
みんな必死で、空回ったり失敗したりしながら少しずつ進んでいくんだな。
ヘドウィグも私もきっとちっとも変わらないんだな。
そんなことを思いながら、また明日からぼちぼち頑張ろうとちょっぴり勇気を貰っています。




舞台は終わってしまいましたが、興味を持たれた方は是非一度映画のDVDをご覧下さいね。
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by aquadrops | 2008-07-01 17:44 | Monologue