心は…ヘドウィグと共に各地へ

私の心は福岡、東京に行っています。
お~い!お~い、帰ってこ~い!

あ~!もう一回観たい。
もう一回でいいから観させて!って感じです…(^_^;)
はぁ…
毎日溜め息とともに過ごしております。

他のものに気持ちが向かないから本も読めないしDVDも観る気がしない。
CDの歌詞を追いながら、単語を調べて英語の表現の面白さに気付いてみたり。
HPのヘドウィグをただぼ~っと見詰めてたり。
ヘドウィグに奪われたのは平常心とあと何だろう?
そんな混乱しつつも浮き立つ自分を抑えられない。


さて、とりあえず気持ちを切り替えまして☆☆
ヘドウィグでいろいろ思ったこと。

まず、中村中さんいいですね~♪
流石、歌手ですね。
発声がとてもしっかりしてます。(何気に偉そうですが素人ですワタクシ)
最初の「レディース&ジェントルメン!ヘドウィグ!!」と叫んだ声におお!と痺れました。
ヘドウィグがイツァークとの出会いを語るシーンで、クリスタルナハトと名乗っていたイツァークの歌声が素晴らしいというくだり。
中村イツァークが実際に綺麗な声を聴かせてくれるのですが、途中でヘドウィグに口を塞がれます。
「ヘドウィグ、邪魔せんといて~めっちゃええ声やったのに、もっと聞かして!」と見る度真剣に思いました。
口を塞がれてもまだ歌ってるイツァーク、Good!でした♪

あと、中村さんはヘドウィグの母親とルーサー軍曹の役割も兼ねています。
ルーサー軍曹はとにかく訛ってるという事でちょっとおかしいくらいのヘンテコな声で、そしてその直後すっきりとした女の人の声で母親になるのが面白いです。
二人してハンセルを罠に嵌めているように見えるのが 空恐ろしくも哀しいです。

モノローグで、トミーに裏切られた後のヘドウィグの慟哭。
身体は逞しく大きいのに何故か小さく見える痛々しいその子供のような背中をイツァークはすっぽりと抱き締めて優しく優しく愛おしむように、髪をなでていてくれた。
包容力を感じました。
実際の中村さんは確か20才くらいだったはず。
でも落ち着いていて大人の魅力がありましたね~
あのとにかくデカイ山本ヘドウィグの頼って縋っている姿がとてもしっくりくるなんて思いもよりませんでした。

今回の舞台、今までよりも耕史くんが自分を前に出してきていたような、回りのことに気をやらず気にする必要もなく自由にヘドウィグとして生きていたように感じました。
それはイツァークが本当に支えになったから、なのかな。


そして、バンド「アングリーインチ」
黒一色です(^_^;) 
「黒で決めちゃって」「カッコイイわね」とヘドウィグが言ってましたけど、地味ですぅ~^_^;
ロックバンドなんだからもっとハデハデでもいいのにね。

このバンド、嬉しい事に耕史くんの友人であるK.Dearthの大ちゃんも一員として加わっています。
大ちゃんは「The Long Grift」のソロを歌うんですが、歌声に本気でシビレました♪
大ちゃんめちゃくちゃイイ声です!
気だるげな何ともいえない曲調のこの歌を雰囲気たっぷりに聞かせてくれます。
そしてその時ヘドウィグは泣いてるの~(T_T)
切ない…


カツラを外したヘドウィグはイツァークに癒されて過去を許し。
メイクという鎧も脱ぎ捨て、まるでひとりの生まれ落ちたばかりの無垢な魂。
そしていつしか額に銀の十字を記したトミーとひとつになったのか。
側にいなくても心のどこかで繋がっている、感じるのはそんな共鳴。
「カタワレ」ではないのかもしれないけどお互い未だに失われない深い愛。

青白い光の中、スポットライトに浮かび上がるその姿は、全てを浄化したようで…
トミーでありヘドウィグでもあるように見えました。

女性に戻ったイツァークの手を取ってエスコートするその人は、欲していた魂の自由をやっと手に入れ、焦がれて止まない愛でいっぱい!

ラストの曲『MIDNIGHT RADIO』
低いイントロ。
歯切れ良く心地いいドラムの音とともにゆったりとしたメロディー。
揺れる身体。
変調とともに、会場に向けて呼び掛けているようなコール。
「パティに ティナに ヨーコに アレサに ノナに ニコに そして私に」
間奏。
「両手を高く突き上げろ 空高く」
揺れる手、高く突き上げられる拳、拍手と歓声、指笛!!


観た後にこれほど満たされたステージは初めてでした。



♪ MIDNIGHT RADIO ♪
大阪公演で購入したCD
「HEDWIG AND THE ANGRY INCH ~ORIGIN OF LOVE」から一部抜粋

雨が激しく降る
炎が燃やし尽くす
夢を
歌を
君を打ちのめし
いっぱいにしたかと思うと
突然去っていった

息をしろ
愛を感じろ
自由を与えろ
魂で知れ
心臓から脳までの流れを
君の血が知ってるように
君は完璧だと

君は輝いてる
あのまぶしい星のように
真夜中のラジオが
伝えてる
まるでシングル・レコードのように
君はくるくるまわる
バレリーナさ
ロックン・ロールに合わせて踊ってる

パティに~

~そして私に乾杯


イカレたロッカーたち
あなたたちは正しい
今夜はしっかり抱き合おう
今夜は歌い続けよう

あなたたちは輝いてる
あのまぶしい星のように
真夜中のラジオが
伝えるように

くるくるまわってる
君は新しいレコード
すべてのはみだし者、負け犬よ
そうさ君たちはロックン・ローラー
ロックン・ロールに合わせてくるくるまわれ



発売元はAvexとなっています。
とても歌詞(訳詞)がいいのでほぼ全文載せてしまいましたが、もし著作権上問題でしたら削除致しますのでご指摘下さい。
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by aquadrops | 2007-03-31 15:15 | Stage | Comments(2)

Commented by ちか at 2007-03-31 23:01 x
私もあれからねぇ、それなりに楽しいことをイロイロしてるんですが、
ふと思い出すのはヘドウィグのことばかり…。私は映画版CDが心の支え。やっぱり英語のままで歌ってくれてよかったと思ってます。あのなんとも言えない流れの良さは英語詞でないと出せないような…。中さんも良かったし、大ちゃんは高音が出るので安心して聴けたし、3人の歌がもう一度聴きたい…。はぁ。

そして自分の名前がヨーコだったら良かったのに、と何度思ったことか(笑)
Commented by aquadrops at 2007-04-02 13:54
ちかさん
私も毎日CD聴いてます♪
「心の支え」って分かるわぁ~(´∇`)
なんだかいても立ってもいられなくなりそうでコワイですもん☆
英語で良かったですよね!
耕史くんの発音で、きゅんっ☆てなった所がたくさんあるの(^_^;)
ラストの曲の呼びかけの最後に「Me」っていうでしょ?
あの時の表情と仕草が好き~
そして私も「ヨーコ」が羨ましかったわ!
無理矢理「ユーコ」って聞こえないかなと思ったけど無理でしたわ…
このヨーコは「オノヨーコ」なのかな?