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華麗なる第8話

とうとう核心に触れてきました。怒涛の展開です。

阪神銀行の、父・大介の裏切りによる阪神特殊製鋼の危機。
高炉建設現場での爆発事故よりもっと根深い資金面での深刻な問題が発覚しました。

北大路さんのしらっとした他人面が実に小憎たらしいですね!
全てを把握した上で、あえて血が繋がっていないとはいえ息子である鉄平を切り捨て、自らの父である敬介が起こした会社を潰す、その目的の為に…

この万俵家の中に根深い確執を生んだのは、祖父の敬介だった。
あの肖像画も「将軍」もその事実を指し示していた。
(ちょいとわかりやすかったですが…^_^;)
大介も被害者なのかもしれない。でも…
血の繋がりってそんなに重要なんでしょうか?
悪いのは敬介であって、鉄平に、生まれてきた子供に罪はないんです。
あんな大きな財閥の主人なら、もっと大きな心でいてくれたら良かったのに。

それにしても、万俵敬介です。
時代が違うとはいえ悪いヤツですね!
先代とかって尊敬を受けているわりにはやってる事はエロジジイじゃない(-_-)
現代の感覚では着いて行けませんね~


これから鉄平と大介の戦いは裁判の場に移ります。

大臣や総理の親戚にまで陰で黒い手を伸ばしている大介に対して、真正面からぶつかって行こうとする鉄平に勝ち目はあるんでしょうか?
キーマンは、阪神特殊製鋼の経理担当常務・銭高。(名前がいかにもって感じですが)
もしくは弟・銀平でしょうか?

予告で銀平の証言する声が流れていましたね。
「父はその大義の為に兄さんを切り捨ててきた人間です!」
おそらく、鉄平に求められてではなく銀平自ら証言台に立つのではないかと。

今回、阪神銀行で行われる密談のシーンで銀平のアップが多く撮られていました。
カメラがぐるりと回って銀平の表情を捉えるという印象的な撮影の仕方です。
この時の銀平の目と眉、指の動き、口元もほんの少し動いている気がします。
こういう細かい表情の変化は流石ですねぇ。

銀平が鉄平の会社を訪れるシーン、原作ではなさそうな気も。
兄の鉄平に対して自分が勝っていたのは「父に愛されていることだけだった」と。
しかもその愛情は、ただ血が繋がっているという事実のみによるもので、銀平自身の能力や人格を認め愛してくれたのではないと…
鉄平が大介の元に乗り込んできて事実を突きつけた時には平然としていたのに、この弟は兄の前でだけ素直になるんですね。
よっぽどお兄さんを慕っているんでしょうか?
兄を羨望し全てを託すのではなく、自分から殻を破って飛び出すことは出来ないのか?
そこが敬介の血を引く鉄平との差、なんでしょうか。

鉄平に泣きついて抱き締められてます、銀平クン。
酔っ払いながらも平静を装おうと苦心の末、お兄ちゃんには全てをぶちまけてしまうんですね。

キムタクも耕史くんとのシーンはとてもリラックスしてる感じで、まさに頼りになるお兄ちゃんですね。
耕史くんの方が肩幅&ガタイが大きいので、抱き締めてる腕が妙に苦しそうですが…


ともかく次週、物語は裁判の場で大きく動き出しそうです。
人々の思惑と策謀が交錯する中、万俵家はどうなっていくのか?
楽しみです!

by aquadrops | 2007-03-05 13:11 | TV