tick,tick...BOOM! 草津・大阪公演(ネタバレしています)

先日半分くらいまで書いていたものを、仕事に行く時間が迫っていて焦っていた私はぜ~んぶ消しちゃいました(T_T)ショック!

何かあった時、それがいい事でも悪い事でも文字にすると凄くスッキリする私。
はっきり言って自分のため、自己満足のために書いています。
そんなものを、こうしてブログに載せて人に見せていいんだろうか?と悩んでみたりもします。
耕史くんに関連したことについては特に悩みますが、全ては愛ゆえ!なんてね。
                                                    本心です(^_-)

****************************************

さて、落ち着いて書きたいと思います。

草津・大阪と続けて観た「tick,tick...BOOM!」
いまだに音楽が私の頭の中で鳴り続けています。
気付くといつのまにか歌っているんです。
英語版のCDではセリフは殆どないのですが、今回の耕史くんの舞台では歌と歌の間にセリフがうまく挟まれていてとても分かりやすかったです。
ジョナサン・ラーソンという人について全く知らない人でもきっと楽しめたでしょう。
かなりネタバレしていますので、まだこれから真っ白な状態でご覧になりたい方はご注意を。
それから、数回の観劇での記憶とオフブロードウェイ版のCDの歌詞を参考にして思い出しながら書いていますので、記憶違いや聞き間違いもあると思います。そこはご容赦くださいねm(__)m

~登場人物~

☆ジョナサン(ジョン)=山本耕史くん。
この物語の作者であり主人公。
そして同時にナレーションというか、物語の状況説明の役も兼ねています。

☆スーザン=愛内里奈ちゃん。
ジョンの恋人。ダンサーを目指しているが都会の暮らしに疲れ、郊外に移ってジョナサンと静かに暮らしたいと思っている。
里奈ちゃんは、他にも事務所の女社長ローザ、ジョナサンのワークショップに出ている女優カレッサ、マーケティングリサーチ社のキャリアウーマンジュリー、ジョナサンの母親、ダイナーの店員の声、ダイナーの客など、幾人もの役を演じます。

☆マイケル=ゲイリー・アドキンスさん。
ジョナサンの親友でルームメイト。俳優を目指していたが自分の才能に見切りをつけビジネスマンに転身して成功、新車のBMWを手に入れた現実派。ジョナサンを心から案じて、転職を勧めている。
ゲイリーさんも、他にジョナサンの父親、ダイナーの客、スーパーの店員、ビジネスマンなど何役かを演じます。


時は、1990年のニューヨーク。
ソーホーの片隅に暮らすジョナサンは30才の誕生日を1週間後に控え、作曲家としていまだ未知数の自分の才能と未来に不安を抱えている。
そんなジョナサンの頭の中では最近「チック、チック…」という音が鳴り響いている。
これは時計の秒針の音。
そして、それに続く「ブーン!」という破裂音。
そう遠くない未来での爆発、それは青春時代の終わり、夢の終わりなのだろうか…

一瞬真っ暗になる舞台、スポットライトにジョナサンが浮かび上がり歌い始めます。


★30/90
「時よ~止まれ~♪何もかも消えてなくなれ~♪」
ジョナサンのピアノのソロではじまる曲です。
一度聞くとなかなか忘れられない印象的な最初の旋律が好きです。
ドラム、ベースが次々と入り、一気にアップテンポに!!

途中からスーザンとマイケルが登場。ジョナサンが観客に向けて紹介し、舞台全体がライトに照らし出され、二人も歌に加わります。
3人揃って歌うハーモニーと迫力に、最初からガツンとやられる感じで1曲目から拍手が起きています。


★GREEN GREEN DRESS
屋上でひとりタバコを吸うジョナサンの呟き。
そこへ綺麗なグリーンのドレスを着たスーザンが上がってきます。
スーザンが二言ほど話しかける間に、ジョナサンのセリフの多い事!
この屋上というのは、階段の踊り場のようなセットなんですが、二人の視線や寒そうな仕草で雰囲気が伝わってきます。

「スーザンが手を握る。屋上中があたたかくなる…彼女の目の中に河の灯りが映っている…」
ここで明るい曲調のイントロが始まり、追いかけあいながら、手に手をとって踊りながら楽しげに歌う二人。
ドレスをヒラヒラさせながらジョンを誘うスーザンのキュートな事♪
里奈ちゃんは本当に可愛いですね。
「剥ぎ取りたい、君のその素敵なグリーングリーンドレス」とちょっとセクシーな歌詞なんですが、二人の雰囲気がとってもいいです。
歌の最後の方、ジョンがスーザンを背後から抱き締めるシーン。
肩に置かれた手が腕をさするようにしながらゆっくりとウェストに回る仕草と目を伏せた耕史くんの表情にちょっとドキドキ☆
ラストは二人見詰め合いながら綺麗なハーモニーのあとキス。素敵です。

この屋上のシーンでは1990年代という時代背景をジョンが自分の感性で説明してくれるのですけど、毎回少しだけ違っているようです。
特にシュワちゃんの話の所。
大阪のソワレでは、マチネのあと耕史くんのFCイベントが1時間あったんですね。だからあまり休めなかったんじゃないかと思います。
珍しくセリフを噛んだジョナサンは、一瞬の沈黙の後、観客に向けて「もう一回いいですか?」と言って笑いを誘っていました。


★JOHNNY CAN’T DECIDE
「午前6時、スーザンは眠ってる。眠れない…」
「どこかで鳥が鳴いている。撃ち殺してやりたい」
スポットライトの中、淋しげに、諦めたように呟く。
ジョナサンの苦しみ。納得出来ない現実と夢の狭間で焦る心。
苛立ちや葛藤が眠りを妨げる。
そこへシーツを巻き付けた姿で現われたスーザン。
ジョナサンを案じつつも、「都会は疲れるだけ。どこか田舎で暮らさない?」と突然の告白。
ミュージカルを書くためにニューヨークを離れたくないジョナサンは驚き慌てます。

静かなピアノで始まるバラード。
ジョナサンのソロのあと、スーザンが加わりマイケルも加わって少し輪唱のような感じになります。ハーモニーがとても綺麗です。

『音楽が作りたいんだ。今この瞬間にも、みんなが覚えてくれるような曲を書きたいんだ!これからもずっと…死ぬまでそうしていたいんだ。』
ジョナサンの心の叫びに胸が熱くなります。


★SUNDAY
暗転した舞台、たくさんの人々のざわめきの中、オーダーを取る女性店員(里奈ちゃん)の元気な声が響き。
「窓際の席でよろしかったですか?」「オーダー入ります!」
細いスポットライトの中、エプロンを着けたジョンが浮かび上がります。

日曜日、昼下がりのダイナーはいつもこんな感じ。
「私はオムレツの黄身を抜いてって言ったのよ!それだからあなたは!」と怒る女性客。
いつもより割高なマズイスペシャルランチ、ぬるいオレンジジュースにベーグル、コーヒーは遅い。おまけに、店員とはいつまでたっても目が合わない。
それなのに、なぜ自分で作らない?とジョナサンが歌います。
里奈ちゃんとゲイリーさんの恋人同士のお芝居も面白いんですが、3人で「遅い~♪」「目が合わない~♪」とものすごく真面目な表情で声に強弱をつけながら歌うのと、その時の動きがとてもコミカルで面白いです。
「ブラ~ンチ!」というジョナサンの低い声に演奏の重低音が被さって終わります。


★NO MORE
新車BMWに乗ってマイケルの新居に向かう二人。
このBMW、コマ付きの椅子に二人並んで座り、手にサーチライトとハンドルを持っているというもの(^_^;)
止まる時には二人揃って首がガクンとなり雰囲気を出しています。
「シートを触ってみろ」とマイケル。
「あたたかい…なんと、この車はケツの温度が調節出来るらしい!」とビックリ顔のジョンが可愛いです。
マンションに着くと、「今リフォーム中なんだ」とマイケル。
まだ覆いが掛けられている部屋を、テーブルなどに布を掛け階段とセットの間にテープを張る事で表現しています。
二人はテープの柵を飛び越え、階段を登り、セット中を走り回りながら新しいマンションのイカスさまを歌います。

『NO MORE』というのは「もういい!」と歌詞が出ていました。
これまでの貧乏な暮らしに言っているんですね。
「もうキッチンでシャワーしなくていいね。君がコーンフレークをそばで食べてるのに」
「さよなら!ビルから出るのにホームレスを跨いでいかなくちゃ行けない生活」
「ハロー!馴染みのドアマン、新しいウォークインクローゼットに初めての食器洗い器」
「悪くないだろ?」「いい感じさ」と楽しげに歌います。

この曲は耕史くんもゲイリーさんもすべて英語で歌うのですが、ゲイリーさんはもちろん耕史くんも発音がきれいで二人とても息が合っています。
信頼しあっている親友同士。新しいおもちゃを手に入れた時のような子供のように興奮した喜び方が楽しい曲です。

歌詞がセットの上のほうに出ていたのですが、英語と日本語で浮かび上がったり斜めに出たり、雰囲気を壊さないカッコイイ演出でした。
歌詞も見たいし二人の様子も見逃せないし、私も目が忙しかったです。


再び場面はソーホーに戻り、ジョナサンのアパート。
二人乾杯して近況を話していると電話のベルが鳴ります。
電話はジョナサンの父親からで、彼の義理の兄が書いた脚本が売れたとかなんとか…
そこへ別の着信が入り、今度はジョナサンの事務所の社長ローザから。
今度のワークショップについて「あなたのミュージカルを観ておいて欲しい人何人かに電話しておいたから頑張りなさい」というもの。
社長のサポートを半分諦めていたジョンは嬉しさのあまり父親の電話を忘れそうになりますが、ゲイリーさんが隣で受話器を片手に覗き込んでくるので思い出します。
ここらへんのやりとりはとても楽しくていいですね。


★THERAPY
久しぶりに創作意欲が湧いてきたジョナサンがピアノに向かい作曲をしていると、また電話。
今度はスーザンからで「うちに来てケーブルテレビを一緒に見ない?」と。
作曲をしていたいジョンは気のない返事をして「今から地下鉄を乗り継いでバスに乗ってそっちへ行くのは遅いよ」「君がこっちにくれば?」と返します。スーザンは「私はもうパジャマだし、あなたは男なんだからあなたがこっちに来て!タクシーで来れば?」と。
でもジョンは「お金がない」と…
そして二人はちょっとした言い争いになります。

「それはつまり…」とジョナサンが歌い始めたと思ったら、これが凄い早口で舌を噛みそうな歌なんです。
輪唱のような掛け合い言葉のような。それに一方がスローなテンポでメインを歌っている時はもう一人が早口で少しおさえて歌い、それがまた逆になりと、とにかくコミカルで面白い曲です。
歌詞はどうしても覚えられませんでした(^_^;)ちょっと残念。

「なんかスッキリしたね」「なんかサッパリした」
「もう朝の4時はやく寝よう~♪」と二人同時に受話器を置いて曲が終わります。

このあっさりとした曲の終わり方が好きです。
そして同時に舞台が暗転し、次の場面へ。

四方八方から色とりどりのライトが当たり、迫力満点の演奏!
そんな中、ジョンとマイケルは車に乗ってある会社に向かっています。
「ブロードウェイでは相変わらず古臭いミュージカルが上演されていて、それを好んで観にくるやつもいる」と嘆くジョナサン。
「客席でキャンディを舐めるのを楽しみにしているご婦人とか…」
「ピリピリピリピリ!包み紙がうるさいんだよ!」と少々キレ気味です。
この時、耕史くんは客席の前のほうを意味ありげにじろ~りと眺め回すので、会場から笑い声が起こっていました(^_^;)

着いた所はマイケルのオフィス。
マイケルの薦めもあり渋々やって来たジョナサンは、皮張りのソファーやパリっとスーツを着こなしたビジネスマンを横目にマイケルと共にマーケティングリサーチに参加します。

本日の議題は「カロリーゼロ、脂肪分ゼロの食用油?のようなもの」
この場面では、ミュージシャンの人たち(ピアノ・エレキギター・ベース・ドラム)も参加して、里奈ちゃん扮するキャリアウーマン・ジュリーがテンション高く会議を進める中、空気を読まないジョンの発言でしばしば中断…
やる気のないジョンはこの商品に「スーパーウルトラデブ取りホイホイ」とネーミングして周囲の冷たい視線を受けます。

草津公演では、この場面、ジュリーの後ろにくっついてジョンがオフィスに向かうところで、耕史くんが里奈ちゃんの「先っぽにハートの飾り付きの指し棒を可愛く振る仕草」をずっと真似していて可笑しかったです。大阪ではなかったですね。


★REAL LIFE
マイケルのオフィスを自ら後にしたジョナサンは、マイケルの好意は嬉しいけれど「作曲家になりたい」という夢を捨て切れないのです。
マイケルにも「もう一度演劇をやらないか」と誘いますが、マイケルには自分で選んだビジネスマンとしての道があり、すでに成功して欲しい物を手に入れている現実があります。
「良い物に囲まれていると生きていると実感出来るんだ」
「これが俺のREAL LIFEだ」と。

甘く切ないゲイリーさんの歌声。静かなイントロ。
徐々に声量が増してきて、ジョナサンも加わり、あとからスーザンも入って3人で歌います。
レザーのコート姿のマイケルはとてもカッコイイです。
マディソンアベニューのビジネスマンの雰囲気バッチリです。
ゲイリーさんの日本語の歌詞は少し聞き取りにくいですが、そこは歌唱力で充分にカバー出来ていますね。


ここで15分間の休憩。
[PR]

by aquadrops | 2006-12-02 16:54 | Stage | Comments(5)

Commented by ORIVEA at 2006-12-02 18:15 x
はじめまして!

ふらふらしていたら
たどり着きました(^_^)v

私も、滋賀と大阪いったんですよ。
内容といい、セリフといい
すっごく良く
覚えていらして
読んでて 楽しかったです☆
後半 書かれますか?
Commented by しずく at 2006-12-02 21:21 x
ORIVEAさん、いらっしゃいませ♪
コメントありがとうございます!

滋賀と大阪行かれたのですね(^_-)仲間ですね♪
ttB!は印象的な言葉や舞台作りが多いので
自分で覚えようとちょっとだけ意識して見ました。
間違えて覚えている所があったらごめんなさいね。

後半も書くつもりです。
私の文を読んで喜んで貰えたならとっても嬉しいです。
また是非いらしてくださいね!
Commented by ちか at 2006-12-03 14:10 x
しずくさん、こんにちは~。
FCイベントではお世話になりました。
楽しかったですね~。至福の時でした。

私もまだまだ音楽が頭の中で鳴っています。
もっと観た~い!ジョンとお別れしたくな~い!

こちらのブログを我が家のブックマークに入れさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
後半も楽しみにしてま~す!
Commented by みもざ at 2006-12-03 15:14 x
すご~い!よく覚えてらっしゃいますねぇ。
読んでいて、色んなシーンが思い出されました。
耕史クンのシーンはよ~く覚えているんだけど、
他のシーンはウロ覚えてなところも多くて・・・(笑)。
草津では舞台の前後も楽しくて!
色々ありがとうございました。
次回もよろしく~!
ストラップもゲットできた良かったね♪


Commented by aquadrops at 2006-12-03 19:09
ちかさん、いらっしゃいませ♪
私のブログをお気に入りに入れて下さったんですか(*^▽^*)
ありがとうございます!
こちらこそ、よろしくお願いしますね~☆
またちかさんの所にもおじゃまいたします~(^_-)

みもざさん
コメントありがとう!
帰りの電車の中で印象的な所をだいぶメモしたの(^.^)
でも、ちょっと詳しく書き過ぎたかも…と心配になってきちゃいました。

草津、良かったですね!誘ってくれてありがとう。
京都散策も楽しかったです。
こちらこそまたよろしくね!
ストラップゲット出来てホントに良かったね。