願わくば…

昨日は叔父のお葬式でした。

肝臓の病気で79才ということもあり長くはないと聞いてはいましたが、安らかなお顔だったので少しホッとしました。
身近な人がいなくなるということはなかなか実感をもてないものです。
いつも父の側でよく喋っていた姿を思い浮かべると、「いなくなってしまった」ということが納得出来ないんですね。
叔父を頼りにしていた父が心配なのでちょくちょく電話をしようと思っています。

79才でも人が亡くなるということは淋しく悲しい、辛いものです。
これが幼い子供だと、家族、親の心はどんなでしょう。
叔父の顔を見ながらそんなことを考えていました。


話は少し変わりますが、最近、子供が罪を犯したり自殺したりと聞くのも辛いニュースが多いですね。
いじめをする子供の心の中はどうなっているのか、大人にも言えることですが一度本当に覗いてみたいと私は思います。

私の子供も中学生になってすぐ部活の一人の子から徹底的にやられた事がありました。
無視、仲間はずれ、聞こえるように悪口を言う、後ろから罵る、今思い出しても腹が立つほどの仕打ちでした。
その相手は、小学校時代親友と呼べるほど仲がいい子だったので、うちの子が受けた心の傷は相当大きかったと思います。
「学校へ行きたくない」「お腹が痛い」という子供の様子があまりに辛そうだったので私も考えに考え、あらゆる事を試しました。

基本的に子供同士の事に口を出さない、というのが私の信条だったので、まずは子供自身が自分で出来ることをやって、それでもダメなら先生にも頼るつもりでした。
結果的には子供同士では何も解決出来ず、事態は変わりません。
このままではうちの子が不登校になりそうでした。
「こうなったら私が子供を守らなきゃ」と決意した私は、親も口を出すべきだと判断。

子供自身に電話でまず相手に告げてから、相手の家に相手の母親がいる時間帯に話し合いに行かせるという体当たり作戦です。
しかし相手は泣くばかりで結局話にならず…相手の母親も自分の子供の話をよく聞きもせずに頭ごなしに怒鳴るかと思いきや、追求されると自分の子供を庇うばかり。
まったく話になりませんでした。

私なら、まず一度帰ってもらって自分の子供にじっくり話を聞くでしょう。
中学生にもなって相手の親が出てくるというのは、それなりの理由があるのですから。
いじめの原因はこの母親にもあるのじゃないか、私にはそう思えました。

子供を怒る時、本当に子供のために叱っているなら、子供にはちゃんと伝わります。
でも親がただ自分の怒りをぶつけているだけなら、子供は反発するだけです。
その母親には、そんな肝心で簡単なことがわかっていない、子供とちゃんと向き合っていないと、そう思いました。

あのやり方で良かったんだろうかと今でも考える時はあります。
でも、その日を境にいじめは無くなったんですね。
最終的に、担任の先生との面談ではその話もして、学年が変わる時には同じクラスにしないようにお願いしました。
やるとなったら徹底的です(^_^;)
自分の子供は自分が守らなきゃ、誰も守ってくれませんからね。

それから、子供も心の支えになる友達が出来、元気に登校しはじめました。
うちの子がまだ幸運だったのは、部活の中でだけのイジメだったので、辛い時は部活を休むだけで良かったということです。クラスはみんな仲がよく楽しいようでしたから。

小学校の頃、熱が出ても学校を休みたくないと言って泣いたほど、友達が大好きで明るいうちの子、まさかイジメを受けるとは思ってもみなかったです。

今、いじめが原因で自殺してしまう子たちも、ごく普通の子供だと思います。
クラスの中でもしそんな立場に立ってしまったら、きっと生きているのが辛いに違いありません。
自分の存在を否定されるような気持ちになると思います。
子供にとって学校というのは、生活の大半を占めるものですから。

でも、死ぬ勇気があれば、何だって出来ます。
死ぬくらいなら学校なんて辞めればいいし、転校だって引越しだってなんだってできるはずです。
今はいろんな選択肢があるから、学校だけが人生じゃない、それに大人になったら辛い事もあるけど楽しい事だっていっぱいあるんです。
どうか、誰か信頼できる大人、いなければ公的機関に相談して現状を話すことから初めてほしいと思います。
人の命も自分の命も大切に。
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by aquadrops | 2006-11-07 15:31 | Monologue | Comments(0)